NTTドコモのランキングでは、長らく首位を譲らなかった「らくらくホン ベーシックII」が一気に8位にまで後退し、量販店で値下げがアピールされている「N-04A」が1位を獲得した。2位には前回4位の「らくらくホンV」が浮上し、3位は「SH-02A」がキープ。そして4位には、6月7日に発売されたばかりの「N-08A」がランクインした。
N-08Aは、8.1Mカメラやワンセグといった機能を厚さ13.9ミリのスリムボディに搭載した端末。千鳥格子のパターンを取り入れた背面パネルや「カラフルキーイルミネーション」など、女性の心をつかみそうな特徴を備えている。今回のランキングでは、1日分の集計ながらしっかりと上位を獲得した。一方、同じNEC製で7日に販売を再開した「N-06A」は、残念ながらトップ10に入らなかった。
そのほか大きな動きを見せたのが、回転する十字キーが特徴のスライド端末「P-02A」。同モデルは前回の12位から5位に躍進した。「P-07A」の販売中断が発表されたあと、短期的にP-02AのテレビCMが流れていたが、この効果もあってのランクアップかもしれない。
さて、キャリア総合ランキングで3モデルのみのトップ10入りに終わったドコモだが、次回のランキング集計期間(6月8日〜6月14日)は、販売を再開したPRIMEシリーズのP-07Aや、同じくPRIMEシリーズの「F-09A」「SH-06A」も入ってくる。また、STYLEシリーズの「P-10A」「F-08A」「SH-05A」も登場し、夏モデルの順位争いが本格化する。集計期間的には、10日に販売を開始し、5日分の販売台数が集計されるP-07AとF-09Aが有利。P-07Aは販売中断前の順位を見てもトップ10上位の獲得に期待がかかるが、対するF-09Aは、+D Mobileの読者からも高い注目を浴びており、俳優の瑛太さんを起用した広告も頻繁に目にする。果たしてどちらが上位にくるだろうか。
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