防水×タッチパネルを実現したスポーツケータイSportio water beat。「au Smart Sports」ではじまった最新サービス「Fitness」「Golf」にも対応。今回は、それらスポーツアプリを実際に利用し、その使用感を探った。
2009年5月29日に発売されたシャープ製の防水ケータイ、Sportio water beat。3.0インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)のNewモバイルASV液晶、有効約320万画素のCMOSカメラなど、その充実した機能については前回の記事で述べたとおり。そこで今回は、“スポーツケータイ”としての同機の魅力に、とことん迫ってみた。
ハードウェア面では、そのコンパクトなボディに3インチのタッチパネルディスプレイを搭載した点に注目したい。トレーニング中にケータイを開いたり、スライドさせたり……という動作をせず、タッチによる直感的な操作ができるのは、魅力的なポイントだ。また、幅51×高さ98×厚さ14.8ミリのコンパクトなボディは、トレーニング中の持ち歩きにも邪魔にならない。さらには防水性も兼ね備えているため、公園の噴水や突然の雨などを恐れずに、思う存分スポーツを楽しみながら使用できる。
さらにソフトウェア面も充実している。au Smart Sportsサービスの中核となる、人気の「Run&Walk」はもちろん、2009年の夏モデル発表にあわせてスタートした「Fitness」や「Golf」など最新サービスも存分に楽しめる。そのほかにも、カロリーカウンターを利用して、アプリケーションを立ち上げずに、歩数を計測できるシャープ独自の「歩数計」や、ゴルフ場で活躍する「GPSゴルフナビ」もタッチ操作で手軽に利用でき、大変便利。
このように、“スポーツケータイ”として限定的に紹介してもなお、見どころ・使いどころの多いSportio water beat。ここからは、実際にこれらの機能を使いながら、その使用感をリポートしていこう。
「運動をしたいとは思っているけど、走るのはハードルが高い」というユーザーや年輩の方にオススメしたいのが「歩数計」だ。Run&Walkのアプリを起動する手間がなく、ケータイをカバンやポケットに入れて持ち歩くだけで、その日の歩数から消費カロリー、脂肪燃焼量が算出される。
歩数計の利用前には、まず「カロリーカウンター設定」で生年月日、身長、体重などの基本データを登録する。数字入力時はソフトキーパッドが自動的に表示されるので、タッチまたはサイドキーを上下に動かして入力する。
実際に、Sportio water beatを持ち歩くと実感するのがそのコンパクトさだ。幅51×高さ98×厚さ14.8ミリのコンパクトボディは、ポケットに入れておいてもストレスを感じない。わずかにサイドキーの突起はあるものの、側面、背面ともほぼ凹凸のない、フラットなデザインに加え、角を落としたアールのある背面のおかげで、手にしっくりとなじんで持ちやすい。
歩数計は、Sportio water beatをカバンのなかに入れていてもしっかりカウントしてくれるので、ポケットのない服を着がちな女性ユーザーでも問題なく利用できるだろう。ただし、自転車に乗っていている間もカウントされてしまう点には注意したい。歩いて消費するカロリーだけを正確に計測したいなら、自転車での移動中は「カロリーカウンター設定」をオフにしよう。
また、歩数画面/エクササイズ画面/カロリー画面は、それぞれ情報量が多いのだが、うまくその情報が整理されており、1画面ですべてを把握できる。これもまた、精細な3.0インチフルワイドVGA液晶のなせる業である。
また、日々の歩数やカロリーなどの記録は「履歴」から、日別/週別/時間別ごとに確認できる。
プリインストールされているFlash壁紙を待受に設定すると、歩数計やRun&Walkでの「消費カロリー/歩行距離」が表示されるのも面白い。ケータイを手にとれば、いつでもすぐに、その日の消費カロリーが確認できる。
プリインストールされているFlash壁紙は「S-Pict」「Graffiti」「Sportio」の3種類。中でもおすすめはやっぱりSportioだろう。停止時は「PAUSE」、歩行中は「NOW WAKING」など、そのときの状態に合わせた文言が表示されて面白い。
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提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年6月30日