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» 2009年06月16日 21時04分 UPDATE

「Sportio water beat」の“ここ”が知りたい:第3回 タッチパネルで文字入力しやすい?――「Sportio water beat」

全面タッチパネルを操作する際、特に文字入力の操作性が気になるという人は多いだろう。Sportio water beatでも「快適に文字入力ができるか」といった質問が多数寄せられた。

[田中聡,ITmedia]
photophoto シャープ製の「Sportio water beat」。ボディカラーは左からクールパープル、フレッシュグリーン、ホットピンク、スマートシルバー

質問:文字入力はしやすいか

 全面タッチパネルを搭載する「Sportio water beat」は、ソフトウェアキーボードを使って文字入力をする。それだけに、文字入力の操作性に関する質問が多く寄せられた。

 Sportio water beatの文字入力では、一般的なダイヤルキーに近い配列の「文字キー」をソフトウェアキーボードとして利用する。文字キーには「あ」〜「わ」行のキーと、記号呼び出し、大文字/小文字の変更、クリア、文字種の変更、元に戻すなどの操作が割り当てられている。また、文字キーの上には上下左右にカーソル移動ができる4つの矢印アイコンがある。

 絵文字や顔文字の変換、英数カナの変換もタッチ操作で行え、物理キーで可能な一通りの変換操作はタッチでもこなせる。

photophotophotophoto 15個の入力/操作アイコンと4つの矢印アイコンを使って文字入力をする。画面下部の3つのキーから絵文字/記号/顔文字、決定操作、サブメニューも呼び出せる。通常の物理キーと、利用できるキーや操作の内容は変わらない(写真=左端)。文字を入力すると、上位4つの変換候補が画面上部に現れる。該当する候補がある場合、タップすれば変換される(写真=左中)。「変換候補」をタップすると、文字キーが消えて変換候補が一覧表示される(写真=右中)。連携予測にももちろん対応している(写真=右端)。矢印アイコンを使えば、変換する範囲を変更できる
photophotophotophotophoto 画面左下の「絵文字・記・顔」アイコンを押せば、絵文字、記号、顔文字一覧を呼び出せる。英数カナや単漢字の変換も可能だ

 Sportio water beatならではの変換操作として便利なのが“ロングタッチ”だ。文字キーをロングタッチすると、「あ」キーなら「あ」〜「ぉ」という具合に、各キーに割り当てられた文字一覧が現れる。「か」キーなら「が」〜「ご」、「は」キーなら「ば」〜「ぼ」と「ぱ」〜「ぽ」など、濁点や半濁点の文字が含まれるのも便利だ。

photophotophotophoto 文字キーをロングタッチすると、各キーから入力できる文字が一覧表示される「わ」キーには、句読点や「〜」「!」などの記号も割り当てられている

 では肝心の操作性はどうか。Sportio water beatの文字キーは、これまで物理キーで文字入力をしていたユーザーにとっては、慣れるのに時間がかかると感じた。まず、物理キーは“タッチしてから押す”という2ステップで文字を入力できるが、ソフトウェアキーの文字キーは(当たり前だが)タッチした時点で文字を入力できるので、誤入力の確率が上がる。筆者も何度か入力を試したが、隣り合う文字キーを間違えて押すことが多かった。慣れるまでは物理キーよりも神経を使うことになるだろう。

 また、「こ」「そ」「ほ」など、呼び出し回数が多い文字ほど誤入力しやすくなるので、文字の呼び出し順を逆にする「バック」や、文字キーのロングタッチを利用するなど、なるべくタッチ回数を減らしたい。

 もう1つ、個人差があると思うので断言はできないが、Sportio water beatの場合、左手よりも右手の方が文字入力しやすいと感じた。文字入力では親指を使うことになるが、左手で持った場合、親指は右方向に向くので右側のキーの方が押しやすい。一方、右手で持つと、親指は左方向を向くので左側のキーの方が押しやすい。Sportio water beatの「あ」〜「わ」行の“文字入力用のキー”は左側4分の3のスペースにあるので、右手の方が押しやすい。左手と右手で何度が入力してみたが、右手の方が誤入力が少なかった。

photophoto 左手で端末を持つと、左端にある「あ」「た」「ま」行のキーがやや押しにくい(写真=左)。少しでもタッチ回数を減らせるよう、長押し入力を駆使したい(写真=右)。

 ともあれ、筆者のように、これまで左手でケータイの文字入力をしていた人にとって、左手だと入力しにくいのはネックになる部分だ。縦画面のほか、両手を使った横画面での入力もサポートしてくれれば、入力方法の選択肢が増えてよかったと思う。また、指よりも簡単にピンポイントで文字キーを押せる、静電式対応のスタイラスを同梱してくれてもよかったと思う。

photo ソフトバンクモバイルの「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」を購入した店舗でもらったスタイラスペンを使ってみた。スタイラスの方が指よりも細いのでピンポイントで押しやすいが、やや強く押す必要があり(931SHでも同様)、スタイラスの方が使いやすいとは一概には言えない

質問:2タッチ入力はできるか

 Sportio water beatは2タッチ入力もサポートしており、文字入力画面のサブメニューで「入力方式」を「2タッチ方式」に変えればよい。文字キーに「1」〜「0」が表示され、「1」をタッチすると「あ」行の文字が文字キーに現れる。数字→五十音への表示切り替えは、ソフトウェアキーならではの便利な仕様といえる。

photophotophoto 入力方式を「2タッチ方式」に変更する(写真=左)と、文字キーが数字に変わる(写真=中)。「1」キーを押すと、文字キーに「あ」行の文字とアルファベットの「A」〜「E」が現れるので、2タッチ入力に不慣れな人でもスムーズに入力できる(写真=右)
photophotophoto 2タッチ入力ももちろん予測変換に対応している(写真=左)。「6」キーから「は」行の文字を呼び出せる(写真=中、右)。

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