ソフトバンクモバイルの「Photo Vision HW001」は、3Gの通信機能を備えたフォトフレーム。フォトフレームにはメールアドレスが付与され、このアドレス宛に送られた写真を約7インチの液晶ディスプレイ(800×480ピクセル)に自動で表示する。
面倒な手間をかけることなく、新しい写真を次々と表示できることから、孫のいるおじいさんやおばあさんへのプレゼントにもよさそうだ。
HW001の使い勝手を試すべく、編集部で商品版を借りてみたところ、製品版で仕様が変更になっていることが分かった。フォトフレーム側で受信できるのが「ソフトバンク、ディズニー・モバイルの携帯電話番号で送信されたメールのみ」となっていたのだ。
夏モデルの発表会では、説明員が「PCや他キャリア端末からも写真を送信できる」と話しており、この仕様変更は残念なところ。ソフトバンクモバイルに聞いたところ、「機能拡張などで、他キャリア端末やPCからの写真付きメール、iPhone専用のメールアドレス『@i.softbank.jp』からの写真付きメールに対応する予定はない」とのことだ。
なおiPhoneについては、日本時間の6月18日から配信されるiPhone OS の最新版「iPhone OS 3.0」にアップデートすることでMMS(S!メール)の送受信に対応するため、アップデート後にはフォトフレームに写真付きメールを送れるようになる。
仕様変更の理由についてソフトバンクモバイルでは、「簡単に使えることがウリなので、設定も簡単に行えるようソフトバンクとディズニー・モバイルの携帯電話番号で送信されたメールのみの対応とした」(広報)と説明している。
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