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» 2009年06月18日 00時15分 UPDATE

写真で見る「F-08A」

STYLEシリーズの「F-08A」は、2009年春モデルとして登場した「F-02A」の後継にあたる防水ケータイ。防水性能の強化を図りつつ、一部では同時に発表された「F-09A」と同等の機能も搭載した。

[Sho INOUE(K-MAX),ITmedia]

 富士通製の「F-08A」は、丸みをおびたラウンドフォルムのボディが特徴で、見た目だけでなく手に触れたときの美しさを追求している。サイズは約109(高さ)×50(幅)×15.4(厚さ・最厚部17.8)ミリで、重さは約120グラム。先代にあたる「F-02A」と比べると幅が1ミリ増えたものの、高さは1ミリ、厚さは1ミリ(最厚部は0.4ミリ)、重さは11グラム減っている。

 メインディスプレイには、26万2144色表示の約3インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)液晶を採用。サブディスプレイには、約0.5インチの単色有機ELを採用し、時刻表示や着信通知などを確認できる。

sa_f01.jpgPhoto ボディカラーはPrecious Black、Beauty Pink、Pearl White、Mystic Purple(左から順)の4色をラインアップ。このうち、Beauty Pinkは、ネイリストの黒崎えり子氏のブランドである「erikonail」とのコラボレーションモデルとなっており、一部にほかのカラーとの違いが見られる

sa_f03.jpgsa_f04.jpgPhoto 背面、左側面、右側面。防水機能を備えた端末とは思えないほど、スッキリとした印象だ

sa_f07.jpgsa_f08.jpgPhoto Beauty Pinkは「erikonail」とのコラボレーションモデル。ほかのボディカラーとはキーなどの文字のフォントが異なり、随所にハートマークがちりばめられている

sa_f06.jpgPhoto Beauty Pinkは専用の外箱に入れて販売され、オリジナルストラップ「エリコハートチャーム」が付属する

sa_f11.jpgPhoto サブディスプレイは、F-01Aと同様、内蔵のモーションセンサーに連動して表示方向を変えることができる

 防水機能は、従来機で実現していたIPX5/IPX7に加え、IPX8相当の基準もクリアするなど性能が向上している。

 IPX5は、「いかなる方向から直接水の噴射を受けても、内部に水が入り込まない」という「防噴流」の規格で、IPX7は、「真水の中に沈めても浸水しない」という「防浸水」の規格である。これらはあくまで“噴流や水没で内部に水が入らない”という基準であり、水の中での利用は想定外となっていた。

 F-08Aが新たに対応したIPX8は、「真水に水没しても機能を継続して利用できる」という、水中利用を想定した「耐水中使用」の規格となり、F-08Aでは水中1.5メートルでのカメラ利用を想定している。ただし、従来機と同様、真水での利用が前提で、海水や入浴剤入りの水で利用することは想定していないので注意が必要だ。

 なお、卓上ホルダは別売りとなるが、防水性能を長く維持したい場合は、購入を推奨するという。

sa_f13.jpgsa_f14.jpgPhoto 従来モデル(F-01A、F-02A)に比べて防水機能は向上したが、基本的な防水の仕組みは従来モデルと変わりない。防水機能はあくまで真水での利用が前提。microSDカードは、電源を落とし、バッテリーを外した上で装着する

 本機には、モーションセンサーが内蔵されており、それを活用した「エクササイズカウンター」(活動量計)が搭載されている。

 エクササイズカウンターは、厚生労働省が提唱する最新の健康指針「エクササイズガイド2006」に基づいて日常の運動強度(単位はMETs[メッツ])から活動量(単位はEx[エクササイズ])までをリアルタイムに計測できる機能。日常の歩行だけでなく、ジョギングやテニスなど、動きの激しい運動にも対応している。

 待受画面にプリインストールされている「スペースジム」を設定すると、待受画面で常時運動状況をチェックできるほか、「ヘルスチェッカー」アプリを利用することで歩行歩数、Ex数などを管理できる。

 ヘルスチェッカーアプリには、このほかにもタニタ製の赤外線通信対応の体組成計、血圧計の測定結果を管理する機能や、インカメラを利用した簡易脈拍測定機能が装備され、ユーザーの健康管理全般をサポートする。

sa_f16.jpgPhoto プリインストールの壁紙「スペースジム」を利用すると、待受画面で運動強度や歩行歩数をを常にチェックできる

sa_f18.jpgsa_f19.jpgPhoto プリインストールのアプリ「ヘルスチェッカー」を利用すると、毎日の運動状況を管理できるほか、インカメラを使った脈拍の簡易測定が行える

 アウトカメラは、有効画素数約520万画素のCMOSカメラを採用し、画像処理エンジンとして富士通が自社開発した「Milbeaut(ミルビュー) Mobile」エンジンを組み合わせた。Milbeaut Mobileは、一眼レフカメラ向けに供給している「Milbeaut」技術を携帯電話用にアレンジしたもので、よりきれいな写真を撮影できるという。

 肌と瞳をきれいに見せる「美肌+ひとみ強調モード」や、最近の携帯電話のカメラでもトレンド機能となりつつある「スマイルファインダー」(笑顔にフォーカスを合わせて、自動的にシャッターが落ちる機能)と、手ブレ補正・被写体ブレ補正・高感度撮影(ISO1600相当)を組み合わせて写真のブレを防ぐ「トリプルブレガード」機能なども搭載している。

 これらの機能は、同時に発表された「F-09A」にも搭載されているが、F-08Aではメインターゲットを女性としていることから、カメラメニューを呼び出すことなくワンタッチで「美肌+ひとみ強調モード」を起動できるよう工夫されている。

sa_f21.jpgsa_f22.jpgPhoto 「美肌+ひとみ強調モード」は、美肌モードと、ひとみ強調の強弱を設定できる。美肌をオンにして、ひとみ強調を「強」に設定した上で説明員の男性を撮影してみた。このモードは、どうやら女性を被写体にすることを前提として開発されたようで、「男性に対して利用すると、かなり違和感が出るかもしれない。女性を被写体とすると、そこまでの違和感は出ないはず」(説明員)と話していた

 iウィジェット、iアプリオンライン、拡張iモードブラウザなど、ハイエンドモデルと同等の機能を備えているが、GPS機能や電池容量表示の細分化には未対応となる。

キーのバックライトは7色用意されており、キーを押すたびに色が変わる設定にもできる。Precious Black、Mystic Purpleは文字が光り、Pearl White、Beauty Pinkはキーの面全体が光る。Mystic Blackを「レインボー」モードで光らせてみた
(ムービーはこちらからでも参照できます)

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