ソフトバンクモバイルのランキングは、今回も「830P」が首位を守り、2009年夏モデルの「AQUOS SHOT 933SH」も2位をキープした。しかし、どちらのモデルもキャリア総合ランキングでは、好調なドコモの夏モデルに押されて順位を下げている。
3位には、前回5位の「mirumo 934SH」がランクイン。830Pの勢いには及ばなかったが、シャープ製の夏モデルは好調な滑り出しを見せた。
一方で、好調な830Pと同じパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「832P」は、依然としてトップ10に姿を現していない。同モデルはソフトバンク夏モデルの中で“最薄”となる厚さ約10ミリのボディが特徴の端末。上位を獲得している夏モデルはハイスペックな9xx系モデルだが、やはり830Pをはじめとする“格安端末”が存在する8xx系のモデルだと、「もっと値下げされるはず」という期待が買い控え傾向を生んでしまうのだろうか。今後登場する8xx系の夏モデルと併せて、どんな動きを見せるかに注目したい。
「iPhone 3G」の2モデルは、934SHに押し出されるかたちで4位と5位に下降した。16Gバイトモデルが8Gバイトモデルより上位にランクインしたが、これにはiPhone for everybodyキャンペーンの改訂で16Gバイトモデルが値下がりしたことが影響しているのかもしれない。
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