「Android」プラットフォームを採用したHTC製の「HT-03A」は、「Gmail」や「Google マップ」をはじめとするGoogleサービスを簡単に利用できるのが魅力だ。ディスプレイはタッチパネルに対応しており、くるくる転がして使う「トラックボール」とあわせて直感的に操作できる。
国内ケータイで初めて「Android OS」を搭載したことで話題を集めている「docomo PRO series」の「HT-03A」。「Android OS」はGoogleが提唱したプラットフォームで、ドコモをはじめとする通信事業者やメーカーが参加して開発したもの。「Google 検索」や「Gmail」「Google マップ」「ストリートビュー」など、Google関連のサービスを簡単な操作で利用できるのが特徴だ。
ディスプレイはハーフVGA(320×480ドット)表示対応の約3.2インチ液晶を搭載しており、視認性がよいのはもちろん、ほぼすべての機能をタッチパネルで操作できる。タッチパネルは静電容量方式なので、画面を指で軽く触れるだけでメニューの選択が可能。画面を軽く上下になぞればスクロールができる。
電源のオン/オフや通話応答、メニューの呼び出しなど、特に利用頻度が高い操作はディスプレイの下にある6つの物理キーに割り当てられている。さらに、十字キーの代替になる「トラックボール」も搭載しており、指で触れて軽く動かせば、タッチ操作と同様に素早くスクロールやメニューの選択ができる。
一般的なケータイの待受画面にあたる「ホーム画面」には、Googleの検索バーが表示されているので、素早く調べ物ができる。ホーム画面は自由にカスタマイズができ、ショートカットキーやウィジェットなど1つの画面に最大16個のアイコンを設置できる。ホーム画面は3種類あり、画面を左右になぞると、残り2つの画面に切り替わる。さらに、ホーム画面下部のアイコンに触れて指を上にスライドさせると、メインメニューが表示される。
Webサイトは、PCと同様のレイアウトで表示されるのはもちろん、縦横両方の表示に対応。画面をサッとなぞれば上下左右にスクロールして欲しい情報をスムーズに見つけられる。ページ全体のレイアウトを1画面に表示して、任意の部分を触れて拡大表示する機能もある。また、複数のWebサイトをチェックしたいときには、最大8個のウィンドウを切り替えられる。
日本語入力システムは、「iWnn IME」と「Androidキーボード」の2種類を採用。前者はダイヤルキーと同じキー配列になっており、スムーズに文字を入力できる。後者はQWERTYキーを表示し、特に横画面で表示したときに両手で素早く文字を入力できる。予測変換はシチュエーションや時間などを判断して候補を表示する機能にも対応し、快適な文字入力をサポートする。
「HT-03A」では、アイコンを選ぶだけでGoogleサービスを簡単に利用できる。利用料金はパケット通信料を除けばすべて無料だ。サービスの利用にはGoogleアカウントが必要だが、PCですでにアカウントを取得していれば、それを入力するだけでよい。アカウントを持っていない人も、「HT-03A」から簡単に取得できるので戸惑うことはないだろう。ここでは特に便利な6つのサービスを紹介する。
Googleのサービスで最も利用する機能といえば「検索」だろう。ホーム画面には検索バーが表示されているので、ワンタッチですぐにキーワードを入力できる。URLを入力したい場合は、ディスプレイの右下にある、虫眼鏡アイコンがある検索キーを押せばよい。このキーはほかの機能の利用中でも使えるので、常に“即検索”ができる。
また、検索バーに文字を入力すると、予測変換で入力キーワードの候補が表示されるほか、それら候補の下には検索結果の件数も表示される。検索にヒットする件数が多い単語ほど効率よく検索ができる。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年7月28日