ダブル・ワンセグ、2Gバイトメモリ、Blu-ray連携──「SH-07A」は音と映像をとことん楽しめる(2/2 ページ)

» 2009年07月03日 10時00分 公開
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テレビ好きにはたまらないAQUOSブルーレイ連携

 シャープ製のBlu-ray Discレコーダー「AQUOSブルーレイ」との連携機能が用意されているのもSH-07Aの魅力の1つ。この連携機能はシャープのドコモ向け2009年夏モデル「SH-05A」「SH-06A」にも用意されているが、SH-07Aでは付属のステレオスピーカー内蔵卓上ホルダを対応レコーダーに接続しておけば、端末を卓上ホルダにセットするだけでデータの転送が行われる。SH-05AやSH-06Aではメニューをたどって機能をスタートさせる必要があるのと比べると、このスムーズな連携は特筆に値する。

Photo SH-07Aなどと連携可能なAQUOSブルーレイ「BD-HDW40」

 対応するAQUOSブルーレイは「BD-HDW40」「BD-HDW35」「BD-HDW32」の3機種。録画前に「予約時の同時録画設定」で携帯用動画を記録するように設定をしておけば、地上デジタル放送やBS・CSデジタル放送を録画する際に、携帯電話に最適化されたコンパクトな録画データを用意し、USBで接続した同梱の卓上ホルダにSH-07Aを載せるだけで未視聴のデータを転送してくれる。

PhotoPhoto AQUOSブルーレイの全面にあるUSB端子と卓上ホルダをUSBケーブルで接続しておけば、SH-07Aをセットするだけでデータの転送が始まる

 携帯電話用の録画データは、高画質モードなら640×360ピクセル/30fps、長時間モードなら320×180ピクセル/30fpsで記録する。高画質モードなら、ワンセグ放送をSH-07Aでそのまま録画するよりもずっと高精細で高画質の映像が視聴できる。字幕やテロップなども読みやすくなるので、視聴する際に目が疲れにくいというメリットもある。対応機種を持っている、あるいは今後Blu-ray Discレコーダーを購入予定なら、ぜひ対応機種を買ってこの機能を活用したい。

 USB経由の転送速度は比較的高速で、試しにBD-HDW40で高画質モードで録画した60分番組(約659Mバイト)を転送してみたところ、卓上ホルダにSH-07Aをセットしてから6分30秒ほどで完了した。30分番組なら半分の3分強で転送できる(Mobile編集部での実測値。番組の内容などによってデータのサイズは変わるため、転送時間も前後する)。この機能を利用すれば、例えば朝のニュース番組を録画しておき、SH-07Aをセットして録画データを転送、通勤中の電車の中でニュースをチェックする、といった使い方もできるだろう。また、前日の夜放送されたドラマを録画しておき、出社前やちょっとした空き時間に視聴したりもできる。時間を有効活用できるに違いない。

PhotoPhoto AQUOSブルーレイ側でSH-07Aを認識すると自動的に転送が始まる。データは、データボックスの「iモーション/ムービー」内にある「レコーダー連携」フォルダに保存される
PhotoPhoto 左がAQUOSブルーレイの高画質モードで録画し、転送したデータ、右がSH-07Aで録画したデータ。縮小画像では分かりにくいかもしれないが、640×360ピクセルとワンセグの320×180ピクセルでは解像度が4倍違うこともあり、画面で見るとその差は一目瞭然だ。転送したデータは細部まではっきり見える
PhotoPhoto 同じく左がAQUOSブルーレイの高画質モードを再生したもの、右がSH-07Aで録画したものを再生した映像。拡大してみると細かな岩肌の描写力に違いがあるのが分かるだろうか。吹き替えではない深夜映画など、映像に字幕が入るような場合も、高画質モードの方が圧倒的に読みやすい

 データの転送は、あらかじめ時間を設定しておき、その時間になったら自動的に始めることも可能なので、帰宅して充電台にセットしておけば、朝家を出るまでに録画した未視聴の番組を転送しておける。いちいち着脱したりする手間もないので、データを転送し忘れる心配がない。高画質モードで録画した携帯電話用のデータは、1Gバイトの空き容量があれば約1時間30分、2Gバイトの空きなら約3時間、4Gバイトの空きなら約6時間、8Gバイトの空きなら約12時間分保存できる。

 細かな点では、AQUOSブルーレイで録画し、途中まで見た番組の視聴停止位置を覚えていてくれる機能も便利だ。SH-07Aにデータを転送後、見ていない部分から視聴を再開することができる。この機能を利用する場合、録画データをあとから携帯電話用に変換してSH-07Aに送ることになるため、データの転送には若干時間がかかるものの、視聴時に早送りをしないですむので便利だ。またAQUOSブルーレイからデータの転送が完了すると、待受画面とサブディスプレイにその旨を表示してくれる。忙しい朝などに、新着番組の有無が一目で確認できるのもうれしい。

“使いこなし派”にうれしいPC連携機能も

 そのほかにも、大容量の内蔵メモリを持つSH-07Aは、携帯電話を使いこなしたいパワーユーザーにもうれしいPCとの連携機能も備える。内蔵メモリに保存したマルチメディアデータ(著作権保護管理されていないデータのみ)は、USBケーブルでPCと接続するだけで簡単に参照可能。音楽データなどは直接PCから転送することもできる。WordやExcelのファイルであれば、PC上でドラッグ&ドロップするだけで転送でき、ドキュメントビューアで参照できる。USBでの接続には、Blu-ray Discレコーダーとの接続同様、簡単に着脱できる卓上ホルダが使える。

 またドコモが配布しているデータリンクソフト「ドコモケータイdatalink」を利用すれば、PCのブラウザに登録してあるブックマークをSH-07Aに転送でき、いちいちブックマークを登録しなおすことなくお気に入りのサイトにアクセスできるようになる。

 Bluetoothや赤外線通信を利用したワイヤレス音楽再生やデータ交換などもサポートしており、さまざまな周辺機器や携帯電話同士の連携も可能。SH-07Aを、電話やWebブラウズ以外のさまざまな用途で活用できる。


 このように、美しい映像と音をとことん楽しめるよう、周辺機器まで含めて開発されたSH-07Aは、AQUOSケータイの可能性をさらに広げた最上位モデルだ。これまでのシャープ製端末で実現してきたさまざまな便利な機能に加え、ことテレビの視聴に関してとことん機能を突き詰めた本機は、テレビが好きな人には、唯一無二といっていいほどの便利さと快適さを提供している。PROシリーズの名にふさわしい、高機能なハイエンドモデルといえるだろう。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年7月31日