では画面に並んだキーの機能をざっくりと。
表示されてる順に紹介すると、手ブレ補正はオフとオートを選択でき、LEDフラッシュはオフ、オート、オンに加え、光量を抑えたマクロモードがある。セルフタイマーは10秒、5秒、2秒から選べるのが便利。保存先設定では「バックグラウンド保存」を選べる。この機能は重要だ。
バックグラウンド保存を使えば、撮影後に待つことなく、次々と写真を撮れるのだ。写真を保存している最中も次の撮影ができて超快適である。
ただしバックグラウンド保存では、保存が終了するまではカメラも終了できない。でもまあ、よほど大量に撮らない限りは、ちょっと待つだけで保存は済むわけで、最高の機能である。
ISO感度はオート800とオート3200のほか、細かく選べる。
シーンは自動認識が基本。名刺やバーコードまで自動認識するようにも設定できる。また手動用には、3ページにわたる大量のシーンモードが用意されている。
さらに指で上下になぞるとデジタルズームが、左右になぞると露出補正をかけることができるなど、タッチパネルの操作性を生かしたいろんな機能が用意されてる。
ほかにも機能はあるので、その辺は作例を見ながら説明しよう。
まずは人を撮る。
シーン自動認識で人物として判断された写真。もうちょっと明るめに撮れてもよかったかなと思う。まあ背景が明るいからしょうがないのかもしれないが。天気が悪かったので室内での作例になったのが残念。
人物撮影に役立つ機能として、さらに笑顔フォーカスシャッターと、振り向きシャッター機能も持っている。振り向きシャッターは、振り向いたかどうかというより「構図上に顔を見つけたら自動的にそれを撮る」機能なので、ある種の自動シャッター機能として遊べるかも。
笑顔フォーカスシャッターを使うときは、アイコンに注目。
笑顔フォーカスのアイコンに、笑顔の状態がグラフと“笑顔マーク”で表示されるようになっている。被写体が笑うとバーがぐぐっと上がって撮影されるのだ。ちょっと面白い。
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