1000万画素カメラをはじめとする数々の独自機能──「SH-07A」はここまですごい(2/2 ページ)

» 2009年07月10日 10時00分 公開
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 ここまで見てきた機能は、SH-06Aとほぼ同等の機能が中心だが、PRIMEシリーズのSH-06Aにはない機能も備える。

6万5536色表示が可能なカラー有機ELサブディスプレイ

 そんなSH-07Aならではの特徴の1つが、6万5536色表示が可能なカラー有機ELサブディスプレイだ。サイズは1インチと、これまでのシャープ端末に搭載されていた0.8インチの有機ELサブディスプレイよりも一回り大きい。

 この大きなディスプレイは、消灯時はまったく見えず、点灯時のみ背面のパネルから浮かび上がる仕様。Flashを用いたグラフィカルな時計を表示するほか、設定で大きな文字で時刻を表示したり、日付と時刻を大きく表示することもできる。電話やメールの着信などがあると、カラーディスプレイの特長を生かして色鮮やかなグラフィックで知らせてくれるほか、電話帳に登録がある人からの着信の場合は相手の名前も表示する。

PhotoPhoto カラー有機ELのサブディスプレイは、一見何もなさそうなところから浮かび上がるように表示される
PhotoPhotoPhotoPhoto 1インチのカラー有機ELサブディスプレイには多彩な情報がカラフルに表示される

 不在着信時などは、バッテリー残量や電波の強度を示すアンテナ、日付や時刻などとともに文字で知らせてくれる。バッテリー表示はメインディスプレイと同じく5段階になっており、これまでより細かくチェックできる。前回紹介したとおり、Blu-ray Discレコーダー(AQUOSブルーレイ)とUSBで接続し、データを転送している間はサブディスプレイにメッセージが表示される。そのほか、音楽再生中には曲名やアーティスト名の表示も可能だ。

 サブディスプレイの横にはカラーLEDを備え、8つの色と8種の発光パターンで、不在着信やメール着信、Blu-ray Discレコーダー接続中などのさまざまなステータスをさりげなく通知する。

PhotoPhoto サブディスプレイの横にはLEDも用意されている

iアプリでPCメールの閲覧にも対応

 SH-04Aにプリインストールし、好評を博したPOPメールが扱えるメールアプリ「リモートメール アプリメール for SH」を内蔵するのもシャープのPROシリーズならではといえるだろう。

 リモートメール アプリメール for SHは、fonfunが提供する「リモートメール」サービスが利用できるiアプリだ。初回利用時から60日間、すべての機能を無料で利用できる。気に入った場合はリモートメールをマイメニュー登録し、月額210円(リモートメール300の場合は月額315円)を支払えば継続利用が可能だ。

 リモートメールの特徴は、PC用のメールサーバにPOP方式やIMAP方式でアクセスし、PCで読み書きするのと同じように携帯電話上でメールの送受信ができること。PCのメールアドレスからそのままメールを送ることもできるのに加えて、携帯電話のメールアドレスでは受信できない長いメールや削除されてしまう添付ファイルの閲覧にも対応。メール本文に書かれた住所から地図を表示する機能なども提供しており、なかなか便利だ。

PhotoPhoto SH-04Aにもプリインストールされていた「リモートメール アプリメール for SH」をプリインストール。PCのメールも端末上で読み書きできる

 もちろんiモードメールの機能も、最新モデルと同等に拡張されている。メールの本文にワンタッチで絵文字やデコメ絵文字を追加できる「絵文字プラス」、メール本文のデコメ絵文字が簡単に保存できる「デコメ絵文字一括保存」、送受信した相手ごとにメールを時系列に並べ、お互いのやり取りが一覧で確認できる「メールチャット表示」などをサポート。メールの保存件数も、これまでより格段に増えており、受信メールは最大3000件、送信メールは最大1000件、未送信メールも最大1000件が保存可能だ。

さまざまな予測変換に対応した「ケータイShoin8」

 メール作成時などに活躍する日本語入力システムは最新版の「ケータイShoin8」。これまでどおり、精度の高い予測変換を実現してくれるだけでなく、返信メールの作成時に、受信メールの単語を学習して変換候補に表示する「メール返信アシスト辞書」を追加。カタカナ語など、普段使わない言葉が多いメールでも、返信時に元のメールに入っている独特の言葉は、変換候補の上位に表示してくれる。効率よく返信メールが作成できる点は、国産ケータイの大きな魅力と言えるだろう。

PhotoPhoto メール返信アシスト辞書は、返信元のメールを参照しながら変換候補を表示してくれる便利な機能。元のメールの「ハムステーキ」という言葉を学習して、返信メールで上位に候補として表示してくれているのが分かる

 「スタンダード」「ビジネス」「男性」「女性」という、シーンや性別に合わせて最適な言葉を変換候補に表示する「パーソナル予測変換」の自動切り替え機能も新たに提供している。切り替えの判断基準となるのはアドレス帳だ。アドレス帳に電話番号を登録する際に、アイコンを「携帯電話(会社)」にすると、その人あてのメール作成時はパーソナル予測変換が「ビジネス」に自動設定される。

PhotoPhoto パーソナル予測は、「スタンダード」「ビジネス」「男性」「女性」を個別に設定しなくても、自動で切り替えてくれるようになった

 また、月額210円を払うことで利用可能な「音声入力メール」にも対応。携帯電話に向かって話しかけると文字が入力でき、キーを打たなくてもメールが作成できる。また検索語句を音声で入力し、iモードや地図の検索を行うこともできる。

AQUOSケータイの進化形

 データBOXのビジュアルメニュー表示や画像データを一覧表示できるピクチャテーブル、名刺リーダーやスマートリンク辞書、フォントダウンロードなど、シャープならではの、使い勝手に配慮された機能をほぼすべて盛り込んだSH-07A。PROシリーズに属するハイエンドモデルの中では、iモードをはじめとするドコモが提供するサービスにフル対応しており、おサイフケータイやワンセグが手放せない人にも安心して使いこなせる。これまでのAQUOSケータイの集大成ともいえる完成度の高さが魅力のモデルだ。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年7月31日