「docomo PRO series」の注目機種の1つである「T-01A」は薄さがわずか9.9ミリという極薄のスマートフォン。多機能でありながら薄さ9.9ミリを実現できたのは、開発メーカーが東芝だからと言っても過言ではない。「T-01A」のこの薄さには東芝が長年開発しているノートPC「dynabook」の薄型化技術を応用しているのだ。そのため「T-01A」には「dynapocket」という別名もある。薄くてもボディは丈夫で、カバンに入れたままでも安心だ。
もう1つの大きな特徴が約4.1インチのワイドVGA液晶だ。ケータイの中でも特に大きな画面サイズで、しかも高精細なのでWebサイトの表示範囲が広く、細かい文字も見やすい。また地図や画像の表示、動画を見るのにもこの液晶は威力を発揮する。
タッチパネルと連携して利用できる「フローティングパッド」を表示させると、簡単に上下左右のカーソル移動や決定などの操作ができる。タッチパネルは感圧式なので、同梱のスタイラスペンを使えばより精密な操作も可能。ディスプレイの下にあるセンサーも、手とスタイラスペンのどちらで押しても反応する。
また「T-01A」はモーションセンサーを搭載しており、本体を90度傾けると画面の縦横表示を切り替えられるのはもちろん、着信時に「T-01A」を振るだけで応答するといった設定もできる。
「T-01A」のホーム画面には、オリジナルのストライプメニューが採用されている。このストライプメニューはカテゴリーごとに色分けされており、使いたい機能が一目で分かる。1画面に表示されるカテゴリーは3つで、画面を左右になぞるとほかのカテゴリーが現れる。ストライプメニューに登録する機能は自由にカスタマイズできるほか、ストライプの色を変更することも可能。自分がよく使う機能を並べれば、スピーディーに操作できる。
スマートフォンのCPUは動作クロック数が低く、1〜2年前は400〜520MHz程度だった。しかし「T-01A」は1GHzのCPUを搭載しており、軽快に動作する。Internet Explorerでも素早くWebサイトが表示され、画像の多いサイトも閲覧しやすい。さらにWi-Fiを利用すれば、受信時最大54Mbpsの高速通信も可能だ。
また、OSにWindows Mobile 6.1を搭載していることも、軽快な操作性に貢献している。従来のWindows Mobileは多くの機能を使える代わりに動作が多少もっさりしている感が否めなかったが、6.1では操作性の向上を図り、メールの設定やWi-Fiの接続など設定が簡単になっており、快適にスマートフォンを操れる。
Windows Mobileを採用していることで、PCとの親和性も高い。最近のスマートフォンにはオフィスファイルの編集機能がない場合もあるが、「T-01A」ではWordやExcelの編集やPower Pointの閲覧が可能なので、仕事の書類の手直しにも使える。また「Active Sync」を使ってPCと連携すれば、ファイルの転送、メールや予定表などの同期も簡単に行える。
仕事向きのアプリケーションばかりではないことにも触れておこう。「T-01A」には「Kinoma Play」というアプリケーションがプリインストールされており、ここから「YouTube」やPodcast、RSSリーダーなどを利用できる。利用方法は簡単で、例えばPodcastでは最初から多くの番組がカテゴリー分けされており、検索機能もあるので、好きな番組を手軽に登録して楽しめる。RSSリーダーも同様で、すぐに使えるWebサイトが登録されており、興味のあるサイトを選べば自動的に情報を更新して内容を確認できる。
このほか、「いつもNAVI」や「電子辞典」も利用できる。「いつもNAVI」はGPSを使って現在地や周辺情報を確認でき、お店探しや営業中の休憩場所探しなどに役立つ。「電子辞典」には「明鏡国語辞典MX」「ジーニアス英和辞典MX」「ジーニアス和英辞典MX」の3冊が収録されており、3冊合わせての収録語数は約21万語以上に上る。
ワンセグやブルーレイディスクレコーダーの録画番組を高音質で楽しめる「SH-07A」と、インターネットやマルチメディア機能を大画面で楽しめる「T-01A」。先進的な機能を搭載したこれら2機種を使いこなして、仕事とプライベートをさらに充実させてみてはいかがだろうか。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年7月28日