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» 2009年07月24日 08時17分 UPDATE

ワイヤレスジャパン2009:モバイルプロジェクト・アワード2009授賞式開催──11プロジェクトが受賞 (1/2)

モバイルコンテンツ部門、モバイルプラットフォーム部門、モバイルソリューション部門、モバイルハードウェア部門という4部門で優秀賞と最優秀賞が選出された「モバイルプロジェクト・アワード2009」。その授賞式がワイヤレスジャパンの会場で開催された。

[ITmedia]

 7月10日に発表されたモバイルプロジェクト・アワード2009受賞者への授賞式が、7月22日にワイヤレスジャパン2009の会場で行われた。

 今年は例年よりやや少ないながらも85の団体/グループから応募があり、厳正なる審査の上、モバイルコンテンツ部門で最優秀賞1つと優秀賞4つ、モバイルプラットフォーム部門で優秀賞2つ、モバイルソリューション部門で最優秀賞1つと優秀賞1つ、モバイルハードウェア部門で最優秀賞1ット優秀賞1つが選出された。また、今回は特別に「奨励賞」も設けられている。

モバイルハードウェア部門

 モバイルハードウェア部門は、「iPhone 3G」を国内導入したソフトバンクモバイルが最優秀賞、「HONEY BEE」という大ヒット端末を送り出したウィルコムと京セラが優秀賞を受賞した。

 ソフトバンクモバイルのiPhone 3Gプロジェクトを代表してあいさつしたマーケティング本部 事業推進統括部 iPhone事業推進室 担当課長 シニアエヴァンジェリストの中山五輪男氏は「携帯電話は、最新モデルでも3カ月ほどすると販売ランキングの上位から消えてしまう。でもiPhone 3Gは発売から1年間、ずっと上位に位置していた。これは日本の携帯電話市場ではきわめて珍しいこと。今後はビジネス利用の拡大などもめざしていきたい」とあいさつした。

Photo 最優秀賞を受賞したソフトバンクモバイル iPhone事業推進室 シニアエヴァンジェリストの中山五輪男氏

 HONEY BEEは、シリーズ累計で70万台を突破したという、近年では大ヒットと言えるモデル。開発に携わったウィルコム 執行役員 サービス開発本部長の黒沢泉氏は「24時間音声定額というウィルコムの特徴を最大限に活用できる端末。どこでも楽しんで使ってもらえるように開発した。あえて機能を絞り、今までなかった楽しさを追求したことで、多くの若者に受け入れられたのではないかと思う」と喜びを語った。

PhotoPhoto HONEY BEEの開発プロジェクトに携わったウィルコム 執行役員 サービス開発本部長の黒澤泉氏と京セラ 通信機器関連事業本部 マーケティング部 商品戦略部責任者の能原隆氏

モバイルソリューション部門

 モバイルソリューション部門では、日本マクドナルド eマーケティング本部とThe JVの「おサイフケータイ及び携帯アプリを活用した顧客リレーションシップマーケティング」が最優秀賞を受賞。またイオレの「らくらく連絡網」が優秀賞を受賞した。

 日本マクドナルド eマーケティング本部 上席部長 The JV取締役COOの宇井昭如氏は、マクドナルドのトクするケータイサイトの会員が1300万人おり、そのうち約300万人ほどがアプリをインストールして携帯電話でかざすクーポンを使っていることを紹介。「おサイフケータイをかざす行為はクーポンを見せるよりハードルが高いので、正直ここまで広がるとは思っておらず驚いた。まだ20県でかざすクーポンが未導入なので、8月末の導入完了をめざしてがんばりたい」と抱負を述べた

 らくらく連絡網で優秀賞を受賞したイオレの代表取締役社長、吉田直人氏は「5年間の歳月をかけて、ユーザーからの声を元に機能を向上させてきた連絡網サービスを評価していただけてうれしい。受賞で今までの苦労が報いられた思い。今後は連絡網サービスにとどまらない、新しいジャンルを作っていきたい」との抱負を口にした。

PhotoPhoto 左は日本マクドナルド eマーケティング本部 上席部長 The JV取締役COOの宇井昭如氏、右がイオレの代表取締役社長、吉田直人氏

モバイルプラットフォーム部門

 モバイルプラットフォーム部門は、NTTドコモの「iコンシェル」とCOMELの「福岡街メディア」がそれぞれ優秀賞を受賞。最優秀賞は該当なしだった。

 iコンシェルのプロジェクトを代表して登壇したNTTドコモ コンシューマサービス部 ネットサービス企画 担当部長の前田義晃氏は「iコンシェルは直近の数字で170万契約ほどに達しており、8月には200万契約を超える」との見通しを語ったほか、対応機種を購入した人の約半分強がiコンシェルを契約しているという好調な数字を披露した。「まだまだ発展途上の仕組みだが、究極のパーソナルエージェントをめざしてこれからも進化させていく」(前田氏)

 ソフトバンクグループで、福岡市内に500面のデジタルサイネージを展開したという福岡街メディア。COMELのシステム本部 取締役CTO システム本部長の椿野慎治氏は「電源と場所だけ提供してもらい、短期間でプラットフォームとして作り上げることができた。今後は横浜、東京でも展開する予定。全国への展開も目指していく」と話した。

PhotoPhoto NTTドコモ コンシューマサービス部 ネットサービス企画 担当部長の前田義晃氏(左)とCOMEL システム本部 取締役CTO システム本部長の椿野慎治氏(右)
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