コラム
» 2009年07月30日 20時55分 UPDATE

ふぉーんなハナシ:むちゃなメールにもクールに返信――auの「乗換検索メール」が便利で賢い

指定のアドレスに出発駅/到着駅といった情報をメールで送ると、乗り換え経路が返信されてくる「乗換検索メール」が便利だ。作為的にいろんな本文を送信してみたが、クールにメールが帰ってくる。

[山田祐介,ITmedia]
photo サービスを利用するためには、au one ラボで紹介されている手順に乗っ取って会員登録をする必要がある。といっても、空メールを送るだけの簡単な操作で完了する

 7月30日に提供が始まったauの乗り換え検索サービス「乗換検索メール」がなかなか便利だ。指定のアドレスに出発駅/到着駅といった情報をメールで送ると、経路をメールで返信してくれるサービスで、到着や出発の日時を指定することもできる。auのβ版サービスを無償提供する「au one ラボ」で公開されている。

 このサービスのおもしろいところは、自由文のメールで検索ができること。いくつかのルールを守れば、文体などの“揺らぎ”に関係なく検索ができる。au one ラボのサービス紹介ページによると、

  • 出発駅、到着駅の順で駅名を入力する
  • 日時については漢数字を使わず、数字+単位で入力する
  • 件名の入力、ファイルの添付をしない

 といった決まりがあるようだ。また、駅名の揺らぎには対応しておらず、「藤が丘」という駅名の場合なら、「ふじがおか」や「藤ヶ丘」、「藤ケ丘」と入力すると検索できないという。

 逆にこうしたルールを守れば、きちんと結果が出るのか?――実際にサービスの使い勝手を試してみた。

 まず、サービスを利用するためには、au one ラボで紹介されている手順に乗っ取って会員登録をする必要がある。登録といっても空メールを送るだけの簡単な操作なのだが、メールフィルターの設定でauからの返信メールがはじかれてしまう場合がある。そんな時は「指定受信リスト設定」でドメインを登録するなどして、メールを受信できるようにしよう。

 さて、本題の経路検索だ。経路はなるべく素早く検索できるのがベストなので、試しに「東京 渋谷」とだけ入力して送信してみた。すると、送信してから10秒と待たずにメールが帰ってきた。下の写真がそのメールの中身だ。


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 本文に日時の指定がないと、すぐに出発する条件で経路が検索される。よく使うルートなら、メールのテンプレートを用意したり、送信履歴を再利用したりすることで、すばやく到着時間を把握できそうだ。

 では、「東京 渋谷 21時」ではどうだろうか。

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 本文の「21時」は、出発時間として把握されたようだ。このあと「東京 渋谷 20時着」で試してみると、きちんと20時到着の乗り換え情報が送られてきた。

 では、無駄に長い文章でメールを送信するとどうなるだろうか。

photophoto 送信したメール(写真=左)と、返信されてきたメール(写真=右)

 ふざけた本文にも、乗換検索メールはいたってクールに検索結果を返してくれた。「有楽町」「大手町」「30日の20時到着」という要素を反映し、ルートを検索している……賢い。なお、大手町は東京のほか愛媛にもある。そういう場合は、移動距離の短い順に、それぞれのルートが表示される。

 では、なんとなく結果か想像できるが、こんなのはどうだろうか。

photophoto 送信したメール(写真=左)と、返信されてきたメール(写真=右)

 田中さんが田中駅、山田が山田駅として認識され、田中駅から山田駅までのルートが返信された。で、最後にこんなメールを送ってみた。

photophoto 送信したメール(写真=左)と、返信されてきたメール(写真=右)

 当然ながらエラーとなった。

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