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» 2009年08月06日 19時33分 UPDATE

「N-06A」の“ここ”が知りたい:第5回 アクセスポイントモードの使い勝手はどう?――「N-06A」

「N-06A」の無線LAN機能は、ポータブルゲーム機やPCが接続できるアクセスポイントとして利用できるのも大きな特徴。今回は「アクセスポイントモード」の設定方法や利用できるサービスなどを中心に調べた。

[坪山博貴,ITmedia]
photophoto NEC製の「N-06A」。ボディカラーはActive Red、Master Black、Supreme Silverの3色

質問:一般の無線LANアクセスポイントとの違いは

 「N-06A」はポータブルゲーム機などが接続可能な無線LANアクセスポイントとして利用できる「アクセスポイントモード」を備えている。専用の無線LANアクセスポイントと異なるのは、インターネット接続に用いるのが下り最大7.2MbpsのFOMAハイスピードネットワーク(FOMAハイスピード非対応エリアでは最大384Kbps)であること。また、クライアントとして同時接続できる無線LAN機器は1台のみ、LAN側のIPアドレスは「192.168.1.x」に固定されているという制限もある。

 この点を除くと、N-06Aは一般の無線LANアクセスポイントと使い勝手はほぼ同じ。利用する無線チャンネルは1〜11チャンネルが選択でき、暗号化方式としてはWEPかWPA2-PSKを選べる。設定したMACアドレスのみを接続可能にする、MACアドレスの接続制限にも対応している(拒否設定はできない)。

 また、N-06Aのアクセスポイントで同時接続できるのは1台だが、アドホックモードではなく、インフラストラクチャモードで動作する。ゲーム機などを中心にアドホック接続をサポートしない機器でも問題なく接続できる。

photophotophotophotophoto 「アクセスポイントモード」の主な設定画面。暗号化がWEPとWPA2-PSKの2択(またはなし)という点を除けば、据え置きのブロードバンドルーターとほぼ同等だ

質問:アクセスポイントモードで利用できるサービスに制限はあるか

 N-06Aのアクセスポイントモードで利用できるWebアプリケーションやサービスには、基本的に制限はない。「定額データプラン」では利用できないWindows Live! MessengerやSkype、Gyaoなどの動画配信を利用できることが確認できた。

 ただし、ドコモは過度な送受信量が発生する利用については通信速度の制限を行うことを明言している。また、N-06Aのアクセスポイントモードは、定額利用は可能だが常時接続サービスではないので、自宅でブロードバンド接続代わりに利用するという場合は、一定間隔で切断されるという可能性もあるので注意したい。

 定額データプランでアクセスポイントモードを利用する場合、利用できるサービスは、ドコモが公開している内容(外部リンク)に限られる。

質問:アクセスポイントモードは常用できるのか

photo 端末からの接続待ち時間は最大30分。N-06Aは音声端末でもあるので、バッテリー消費を考慮すると仕方ない部分だろう

 N-06Aのアクセスポイントモードは手動で起動する必要があり、操作がないときにアクセスポイントモードを切断する「接続待ち時間」は5分/10分/30分から設定できる。したがって、無線LAN機器が切断してから30分以内で繰り返し接続するといった使い方はできるが、常時無線LANアクセスポイントとして使ったり、無線LAN機器からの接続要求に応じてアクセスポイントを起動するといったことはできない。

質問:N-06Aを閉じたままアクセスポイントモードを起動、終了できるか

 アクセスポイントモードは、N-06A本体を閉じたままでも利用できる。初期状態では、N-06Aの待受画面に「アクセスポイントモード」のアイコンが用意されており、ワンタッチで起動できる。終了もタッチ操作で可能。

 閉じた状態でキーロックしている場合、画面下部を左から右になぞるとキーロックが解除されるので、その後待受画面から起動すればよい。

photophotophoto キーロックは画面下部のスライダーをなぞると解除される(写真=左、中)。アクセスポイントは左ソフトキーから終了できる。タッチ操作でも可能(写真=右)

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