久々に400万台近い出荷を記録──JEITA 6月携帯出荷台数

» 2009年08月10日 15時32分 公開
[園部修,ITmedia]

 電子情報技術産業協会(JEITA)は8月10日、2009年6月の携帯電話・PHS端末の国内出荷台数実績を発表した。

 携帯電話とPHSを合算した2009年6月度の国内移動電話出荷台数は、夏商戦の立ち上がりということもあり、5月の268万7000台から100万台以上増え、396万5000台となった。前年同月比では75.8%と、4分の3程度の台数にとどまっているが、過去1年間では最も多い出荷台数となっている。

 携帯電話の出荷台数は386万9000台。前年同月比では76.1%と依然低い水準が続いており、前年割れはこれで12カ月連続。ただ、2008年6月の出荷台数は500万台以上と、ここ数年でも記録的な台数だったことも一因だとJEITAは分析している。

 ワンセグの搭載比率は89.3%。現在出荷されている携帯電話のうち、9割近くはワンセグを搭載していることになり、すでに携帯電話の標準機能の1つとなっていることが分かる。ワンセグ搭載携帯電話の累計出荷台数は6000万台を突破し、6262万台となった。

Graph 携帯電話の出荷台数の推移

 PHSの出荷台数は9万6000台。4月に大きく出荷台数が落ち込んだが、月を追うごとに回復を見せている。

Graph PHSの出荷台数の推移

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年