第2回 着信ランプが美しい機種は? パーツの使い勝手はどう?最新ケータイ徹底比較(NTTドコモ 2009年夏モデル編)(3/3 ページ)

» 2009年08月25日 17時14分 公開
[田中聡,ITmedia]
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FeliCaアンテナ:F-08AとN-08Aは背面に搭載

 FeliCaアンテナの場所を示すFeliCaマークは裏面にある機種が多いが、F-08AとN-08Aは背面に搭載している。背面にFeliCaアンテナがあると、本体を開いたままタッチできて便利だが、閉じた状態だと(携帯の仕方によっては)逆に持ち直す必要があるのでやや不便だ。

photophotophoto 左からF-08A、F-09A、N-06AのFeliCaマーク
photophotophoto 左からN-08A、P-07A、P-08AのFeliCaマーク
photophotophoto 左からP-10A、SH-05A、SH-06AのFeliCaマーク

サイドキー:カメラの起動やシャッター、マナーモード設定ができる機種が多い

 サイドキーは、本体を閉じたまま各種機能の起動や設定ができて重宝する。だが、部品配置などの理由で、本来は十字キーやソフトキーに割り当てられるべき機能がサイドキーに割り当てられていることもあり、一概に便利とはいえない。通常のキー操作を補完するキーとして機能を割り当てるべきだろう。

 “閉じたまま便利に使える”という点で考えると、P-07Aのサイドキーが使いやすいと感じた。P-07Aは約2インチの大型サブディスプレイを搭載しており、カメラとミュージックプレーヤーを閉じたまま起動してそのまま利用できる。SH-05Aのサイドキーは1つのみだが、長押しでフォトライトを利用できるのは便利だ。

 F-09Aは左側面に比較的多い4つのサイドキーを搭載しているが、iウィジェットやクイック検索、タスクメニューの呼び出しもサイドキーから行う。これらの機能は本体を開いて使うシーンが多いので、正面のキーに割り当ててほしかった。N-06Aはサイドキーに割り当てている機能に不満はないが、半押し対応のシャッターキーに、使用頻度の高いクリア操作を割り当てているのは、使い勝手を損なっているように思う。

photophotophoto F-08Aはミュージックプレーヤーの起動やシャッター操作が可能(写真=左)。F-09Aは〔W〕キーの短押しでiウィジェット、長押しでワンセグを起動できる。カメラの起動やクイック検索の利用、タスクメニューの表示もサイドキーから行える(写真=中)。N-06Aはキーロック、マナーモード、カメラの起動とシャッター、クリア操作、メニュー表示など多くの操作ができる。ただし(カメラとクリア操作に使う)プッシュトークキーには、半押し対応のシャッターが割り当てられているので、やや力を入れて押す必要がある(写真=右)
photophotophoto N-08Aはカメラやミュージックプレーヤーの起動、マナーモードの設定などができる(写真=左)。P-07Aはカメラやミュージックプレーヤーを閉じたまま起動し、サブディスプレイからそのまま利用できる(写真=中)。P-08Aはマナーモードの設定やミュージックプレーヤーの起動が可能。F-09Aと同じく、タスクメニューを呼び出せるのがサイドキーのみというのは少し不便だ(写真=右)
photophotophoto P-10Aはサイドキーで行える操作は少ない。長押しで2in1設定が可能(写真=左)。SH-05Aは閉じたままサイドキーを長押しすると、フォトライトが点灯する(写真=中)。SH-06Aのサイドキーはシャッター操作が主な用途となる(写真=右)
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