第3回 文字入力とメールの振り分け機能に優れた機種は?最新ケータイ徹底比較(NTTドコモ 2009年夏モデル編)(2/3 ページ)

» 2009年08月28日 20時34分 公開
[田中聡,ITmedia]

絵文字入力:予測、連携変換で手軽に入力できる

 絵文字一覧はどの機種もワンタッチで呼び出せるほか、連続入力や履歴表示、予測変換にも対応しており、スムーズに入力できる。また、F端末以外のモデルは「かなしい」と打つと悲しそうな顔の絵文字が変換候補に現れるなど、絵文字の連携変換も可能だ。絵文字をあまり使わない人も、このように変換候補に表示されると、つい使ってしまいそうだ。「絵文字を使いたいけど入力が面倒」という人にお勧めしたい。

 P端末の絵文字連続入力について、P-07AとP-08Aは左上ソフトキーで操作できるが、P-10Aは決定キーから操作する。個人的には、決定キーの方が使うキーが少なく済むので違和感なく入力できる。

photophotophoto 左からF-09A、N-06A、SH-06Aの絵文字一覧。F、N、SHは上に入力した絵文字の履歴、下に絵文字一覧が表示されるが、Pのみ履歴と一覧が別々に表示される。Nはデコメ絵文字や顔文字などがタブで表示される
photophotophoto P-07AとP-08Aは左上ソフトキーで絵文字を連続入力するが(写真=左、中)、P-10Aは決定キーで入力できる(写真=右)
photophotophotophoto かな入力から絵文字を変換したり、感情を表す言葉の変換後に絵文字を入力したりできる
photophotophotophoto NとSH端末は、テキスト入力後にワンタッチで絵文字を含むデコメールを作成できる機能も搭載している。N端末はテキスト入力後にデコメール用のパレットで「おかませ」を選択(写真=左端、左中)、SH端末はテキスト入力後に「絵文字プラス」を選択すると、絵文字入りのデコメールが作成される(写真=右中、右端)
絵文字入力
ワンタッチでの呼び出し 連続入力 履歴の表示 予測変換 連携予測
F-08A 右上ソフトキー
F-09A 右上ソフトキー
N-06A 右上ソフトキー
N-08A 右上ソフトキー
P-07A 左下ソフトキー
P-08A 左下ソフトキー
P-10A 左下ソフトキー
SH-05A 左上ソフトキー
SH-06A 左上ソフトキー

顔文字入力:PとSHは確実にワンタッチで呼び出せる

 顔文字の入力方法は機種によって差がある。F端末は「かお」や「かおもじ」、サブメニューから呼び出すのが基本となるが、NとP端末はソフトキーからワンタッチで呼び出せる。ただし、絵文字や顔文字がタブ形式で表示されるN端末は、直近で絵文字を入力した場合、絵文字が最初に表示される(顔文字も同様)。Pは絵文字が左下ソフトキー、顔文字が右下ソフトキーと分れているので、どちらの呼び出しもワンタッチで済む。またSH端末はメールキーの長押しで顔文字一覧を呼び出せる。

 「わーい」で「(^o^)」を変換すると、以降は「わ」で「(^o^)」が出るなど、顔文字も予測変換が可能なので、よく使う顔文字が決まっているなら、一覧を呼び出すより変換する方が早いかもしれない。

photophotophoto F端末はサブメニューから顔文字を呼び出す場合、これまでの履歴を確認できるほか、「挨拶・返事」「笑う・うれしい」などジャンルごとに顔文字を表示できる
photophotophoto N端末は顔文字の予測変換と連携予測どちらも可能(写真=左、中)。P端末は顔文字の連携予測はできないが、予測変換は可能(写真=右)
photophoto SH端末はメールキーを長押しすると、顔文字一覧が表示される(写真=左)。顔文字の連携予測にも対応している(写真=右)
顔文字入力
呼び出し方法 連続入力 予測変換 連携予測
F-08A サブメニュー/「かお」「かおもじ」で変換
F-09A サブメニュー/「かお」「かおもじ」で変換
N-06A 右上ソフトキー/「かお」「かおもじ」で変換/サブメニュー
N-08A 右上ソフトキー/「かお」「かおもじ」で変換/サブメニュー
P-07A 右下ソフトキー/「かお」で変換/サブメニュー
P-08A 右下ソフトキー/「かお」で変換/サブメニュー
P-10A 右下ソフトキー/「かお」で変換/サブメニュー
SH-05A メールキー長押し/サブメニュー/「かお」で変換
SH-06A メールキー長押し/サブメニュー/「かお」で変換

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