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» 2009年10月07日 12時15分 UPDATE

CEATEC JAPAN 2009:セカイカメラ次期バージョンは「11月中」 “エアツイッター”など新機能もぞくぞく (1/2)

CEATECに頓智・がセカイカメラを出展。“エア動画”“エアピアノ”といった新機能が披露されたほか、次期バージョンの内容も一部が明らかになった。

[山田祐介,ITmedia]
photo 会場に設置された「セカイカメラ」。早速、初音ミクのエアタグや、見たことのない“鍵盤アイコン”のエアタグが浮遊しているようだが……?

 CEATEC JAPAN 2009のライフコンテンツフロンティアのブースでは、頓智・が新機能を実装した「セカイカメラ」を出展している。

 セカイカメラは、端末のカメラ映像に「エアタグ」と呼ばれる位置情報とひもづいた電子コンテンツを付加するARサービス。9月にiPhone向けアプリがリリースされるや、4日で10万ダウンロードを突破し、App Storeの無料Appランキングで1位(10月6日現在)を獲得するなど、高い注目を浴びている。


 CEATECでセカイカメラはヤマハとコラボレートし、同社の出展した技術とマッシュアップを図った。1つ目は、ピアノの演奏データをエアタグ化する「エアピアノ(仮称)」だ。デジタルピアノの演奏データをクラウドサーバーに保存する「Piano Lifelog」と連携し、会場で実際に演奏した内容をエアタグとして会場内に投稿できる。投稿されたエアピアノをタップして再生ボタンを押すと、iPhoneのピアノ演奏アプリ「FingerPiano Share」が立ち上がり、演奏が再生される。「家庭のプライベートな空間で完結していた演奏が、エアピアノではよりオープンになる。単に演奏して終わりではなく、ほかの人に聞いてもらったり、コラボレートしたりもできる」と頓智・の井口尊仁代表は話す。

photophotophoto 鍵盤のエアタグの正体は“エアピアノ”だった。CEATEC用の「FingerPiano Share」特別版へとデータが受け継がれ、楽曲を再生できる。セカイカメラに戻るためのアイコンが用意されていて、タップするとスムーズにセカイカメラに戻れる

 CEATEC開催前に募集していた動画素材は、「エア動画(仮称)」として会場にポストされた。動画の募集が直前だったこともあり応募数は少なかったようだが、箱から猫が飛び出すかわいらしい動画がイベントに華を添えた。動画のエアタグは、一見すると写真のエアタグのようだ。「エア動画はもっといろいろ挑戦したかった。例えば、会場のショータイムをエア動画としてポストできれば、その場に立ち会えなかった人も全ての出し物を追体験できる」(井口氏)

photophotophoto エア動画の再生画面

 今回募集されたエア動画の長さは15秒程度。トークセッションやイベントの内容をまるまる動画コンテンツとしてエアタグ化するのは、現時点だと難しそうだ。しかし、YouTubeのような動画サイトに投稿して、リンクをエアタグに貼れば、動画コンテンツにスムーズにアクセスできる。そうしたWebサイトとのシームレスな連携を実現するのが「エアリンク(仮称)」の機能だ。

photophoto エアリンクの画面

 エアリンクでは、コメントとともに表示されるハイパーリンクをタップするとアプリ内でブラウザが立ち上がり、リンク先のWebページを閲覧することができる。サイトを見終わればブラウザを閉じてセカイカメラに戻ることも可能だ。

photophoto ブースでは、産業技術総合研究所が開発した女性型ロボット「HRP-4C 未夢(ミーム)」がヤマハの音声合成システム「VOCALOID」とコラボし、初音ミクのコスプレ姿で曲を歌った。曲のリクエストを「エアシャウト」(エアタグを任意の方向に飛ばす機能)で受け付けるという面白い試みも
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