iPhoneで微速度撮影できるアプリを以前紹介したことがありますが、撮影した大量の画像をMac/PCに転送して動画に合成するというステップが必要でした。
この『ReelMoments』は、微速度撮影からムービーの作成まで、これ1つで行うことができるアプリです。微速度撮影は、カメラを固定して一定間隔で写真を撮影するという手法で、画像をムービーに合成することで、ゆっくりと動くものを時間を縮めてみることができます。
まずはでき上がった動画からご覧下さい(三脚などが映り込んでいるのはガラス越しに撮影したためです)。
まずはカメラを固定するものを用意します。もちろん、お手製の台などでも撮影できますが、今回は「三脚固定ホルダー」(399円)と「ポケットミニ三脚」(499円)を使って撮影しました。
アプリを起動し、設定画面でシャッターの間隔や撮影時間などを指定します。「ビデオ設定」で、ビデオフレームのサイズを640×480、480×360から選択します。サイズが大きい方が画質が良くなりますが、撮影枚数が多くなる場合は小さいサイズを選ぶとよいかもしれません。「シャター間隔」は、最速(機種に依存)から最長で20秒まで選択が可能。「撮影時間」は15分から2時間、または手動停を指定できます。「再生フレームレート」は15fps、30fpsのいずれかを選びます。
便利なのは、これらの入力した情報から「再生時間」を計算してくれるという機能。簡単な計算で求められますが、パラメーターをあれこれと変えているときに助かります。
設定が終わったら、あとはカメラを固定してシャッターボタンを押すだけです。タテ・ヨコは自動で検出され、画面下のスライダーでズームをする機能もあります。バッテリーが一定のレベル(25%、50%)まで下がった場合に停止する機能もありますが、長時間の撮影では外部バッテリーの使用を勧めします。
撮影を停止するとムービーへの変換が始まり、アプリ内の「マイビデオ」に保存されます。「選択」をタップすると、ムービーをカメラロールにコピーしたり、メールに添付して送付することができます。完成した作品を、iPhoneから直接メールで送ったりTwitterなどへポストできるので、便利ではないでしょうか。
今回は最長で30分間の撮影を試しましたが、特に不具合もなく安定して動作しました。下がその動画です。太陽が動いていく様子がお分かり頂けると思います。
設定・撮影はとても簡単ですが、なかなか面白い動画を撮影することができます。iPhone 3Gに対応しているのも嬉しいですね。
今日のアプリ | 第475回 |
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タイトル | ReelMoments |
カテゴリ | App Store > 写真 |
開発 | Nexvio Inc. |
対応機種 | iPhone |
価格 | 230 円 |
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