写真で見る「940N」

» 2009年11月19日 15時01分 公開
[房野麻子,ITmedia]

 ソフトバンクモバイルのNEC製端末「940N」は、2009年夏モデル「930N」の後継機に当たる。前モデルに引き続き、810万画素CMOSカメラ、3.2インチ液晶、加速度センサー、ワンセグ、GPS、3G/GSM国際ローミング、モバイルウィジェット、おサイフケータイなど、多彩な機能を厚さ13.9ミリのスリムな折りたたみ型ボディに凝縮。加えて、無線LAN機能を使ったコンテンツ配信サービス「ケータイWi-Fi」や、PCメールに対応して、機能をさらに充実させた。発売は2009年12月中旬以降を予定する。

photophoto カラーバリエーションはアイランドブルー、ブラック、ホワイト、ピンクの4色

 ボディは930Nと同じ厚さ13.9ミリで、今回発表された全5機種のケータイWi-Fi対応モデルの中では最薄となる。背面パネルはフレーミングでアクセントを付けているが、デザインは落ち着いた印象で、30代前半の男女をターゲットにしているという。キーやカメラの配置は930Nとほぼ同じで、ダイヤルキーをカラフルに彩る「カラフルキーイルミネーション」も搭載。30種類の発光パターンが用意されている。なお、930Nでは背面中央にあった着信ランプは、サブディスプレイの脇に移動している。

photophoto シンプルな背面。パネルを囲むフレーミングとサブディスプレイ上部のラインでアクセントを付けている(写真=左)。カメラはオートフォーカス付きの810万画素CMOS(写真=右)
photophoto 左側面に上下キー、microSDカードスロット、Musicキー、ストラップホール(写真=左)。右側面には外部接続端子(写真=右)
photophoto ヒンジ部(写真=左)と先端部(写真=右)。先端には赤外線ポートを配置
photo ダイヤルキーはそれぞれが独立したデザイン

930Nの機能+Wi-Fi、PCメール

 930Nからの進化ポイントの1つは、無線LAN機能の搭載だ。「Wi-Fiバリューパック」に加入することで、自宅の無線LAN環境のほか、マクドナルドや空港など全国約4200カ所の公衆無線LANサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」も無料で利用できるようになる。最大54Mbpsの高速通信でWebサイトを閲覧したり、「ケータイWi-Fiチャンネル」のコンテンツを楽しめるが、940Nをアクセスポイントにしてルーターとして利用することはできない。

photo ショートカットキーの長押しで、Wi-Fiのオン/オフができる
photophoto Wi-Fiの“かんたん設定”はAOSSとWPSの2種類を用意(写真=左)。デスクトップアイコンから「ケータイWi-Fiチャンネル」にアクセスできる(写真=右)

 また、これまでシャープ製端末しか対応していなかった「PCメール」を利用できるようになった。アカウントは3つまで設定でき、Yahoo!メールの場合は、メールアドレスとパスワードを設定するだけの簡単設定が利用できる。そのほか、1500種類のマイ絵文字、豊富なデコレメテンプレートを内蔵。仕事、プライベートの両面からメール機能を強化した。

photophotophoto 「メール」→「切替」でPCメールメニューにアクセス(写真=左)。「PCメール設定」でアカウント設定が可能(写真=中央)。Yahoo!メールの簡単設定が用意されている(写真=右)
photophotophoto 豊富なマイ絵文字(写真=左)やデコレメテンプレート(写真=中央・右)を内蔵。白戸家のお父さんも登場した

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