レビュー
» 2009年12月07日 19時07分 UPDATE

写真で見る「941P」

2010年2月以降の発売を予定する、WオープンスタイルのVIERAケータイが「941P」だ。無線LANとタッチパッドという新機能を搭載し、LUMIXゆずりのカメラもさらに多機能に進化している。

[山田祐介,ITmedia]

 ソフトバンクモバイルの「941P」は、2010年2月以降の発売を予定するパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の高機能モデル。すでにおなじみとなった“VIERAケータイ”のブランドを冠し、ディスプレイが縦と横に開くWオープンスタイルを従来機種から継承している。カメラの画素数は2009年夏モデルの「931P」から据え置いたが、ヒンジの改良に加え、無線LANやタッチパッドという新機能を搭載した。

photophotophoto 「941P」
photo ヒンジを内部に収納するようなデザインで、出っ張りが少なくなった

 これまでのWオープンスタイルのヒンジ機構では、横に画面を開いた際に端末左側にヒンジ部の“出っ張り”が残り、横スタイルでゲームなどをする際に若干使いづらかったが、新型ヒンジは筐体の上側全体が開く機構となっており、ヒンジ部の出っ張りが少なく、違和感なく端末を持てるようになった。また、横オープンの際に側面のロックを解除する必要もなくなり、簡単に端末を開けるようになっている。


photophoto プレーンな左側面(写真=左)に対し、右側面にはシャッターキーをはじめとするサイドキーとホイップアンテナが並ぶ。液晶ファインダーとなる大型サブディスプレイは搭載されていないため、側面のシャッターキーを使ったデジカメスタイルでの撮影はできない(写真=右)
photophoto ヒンジ部(写真=左)と先端部(写真=右)
photo 無線LAN限定の「ケータイWi-Fiチャンネル」

 背面パネルはヒンジの割れ目がなくなったことでスッキリとした一枚パネルに仕上がった。なお941Pでは、931Pのウリでもあった2インチの大型サブディスプレイが搭載されておらず、端末を閉じた“デジカメスタイル”での写真撮影や、アウトカメラとサブディスプレイを使った“自分撮り”などはできなくなった。

 その代わりに搭載したのが、下りと上りとで最大54Mbpsの高速通信に対応する無線LAN機能だ。パケット定額4410円/ケータイWi-Fi月額利用料490円の「Wi-Fiバリューパック」に加入すれば、フルブラウザやYahoo!ケータイ、さらに新聞や動画などのコンテンツを無線LAN対応モデルに配信する「ケータイWi-Fiチャンネル」を、自宅や公衆の無線LANを介して閲覧できる。また、公衆無線LANスポット「ソフトバンクWi-Fiスポット」が無料で提供され、マクドナルドをはじめとする全国約4200箇所のBBモバイルポイントで高速なインターネットが楽しめるようになる。無線LANの設定にはAOSSの項目もあり、AOSS対応のアクセスポイントならば面倒な入力もなく簡単に接続を確立できる。

 ダイヤルキー面にタッチパッドを搭載したことも、941Pの大きな特徴。ノートPCのタッチパッドのように、指で面をタップしたりドラッグしたりすることで、カーソルの移動やメニューの決定などが行える。感圧式のため、心持ち力を入れて操作することがポイントのようだ。ピンチイン、ピンチアウトといった、マルチタッチの操作には対応していないが、机などに端末を置き、横オープンでインターネットを楽しむようなシーンでは、タッチパッドで操作できるのは便利だと感じた。また左右にフリックすることで写真を次々に閲覧できる画像ビュワーも用意されている。

photophotoタッチパッド機能のオン/オフは専用キーで簡単に切り替えが可能だ。機能が作動すると、ダイヤルキー部のランプが点灯する

 カメラに関しては、1200万画素クラスのモデルが登場しているなか、941Pは有効約811万画素と、画素数的には“最上位”ではない。ポイントは、デジタルカメラ「LUMIX」譲りのシーン判別機能「おまかせiA」をはじめとする便利な撮影機能だろう。ユニークな機能として、カメラに写る2人の顔の距離が縮まるとシャッターが切れるという「ラブシャッター」や、設定した人数の顔を検出するとセルフタイマーが作動する「グループシャッター」を搭載している。また、自動追尾オートフォーカス「追っかけフォーカス」にも新たに対応した。なお、これらのカメラ機能は2009年12月下旬以降に発売のスライド型VIERAケータイ「940P」にも搭載されている。

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.