コラム
» 2009年12月24日 20時20分 UPDATE

ふぉーんなハナシ:「日めくり手帳」「からくり時計」――au SAケータイで復活してほしい機能

かつてのSA端末は、かゆいところに手の届く機能が豊富だった。「SA001」でも一部の便利機能が復活したが、正直まだ物足りない。今回はSAのKCP端末で人気の高かった(と思われる)機能を紹介したい。

[田中聡,ITmedia]

 京セラが三洋電機の携帯電話事業を継承した後に開発されたスリムなスライド端末「SA001」は、「K」と「SA」ブランドが融合したモデルに仕上がっている。「W51SA」で利用できたスライド連動機能も復活し、SAらしさを取り戻しつつある。だが、プラットフォームにKCPを採用した旧SA端末を使ったことのある筆者にとっては、正直まだ物足りない。

 SA端末に限ったことではないが、KCP+を採用したことで、省かれてしまったメーカーの独自機能は多い。SAケータイは特に“かゆいところに手の届く”ツール機能が豊富で、多くのファンを獲得していた。三洋電機が2007年のケータイ顧客満足度でトップを獲得したのも、こうした使い勝手のよさが少なからず貢献していると思う。そこで、今後のSAケータイでぜひ復活してほしい機能を紹介したい。なお、旧SA端末の確認には「INFOBAR2」を用いた。

1.日めくり手帳

photophoto 待受画面の「時計/カレンダー設定」を「日めくり手帳」に設定すると、当日の予定がカレンダーに表示される

 待受画面のカレンダー設定で「日めくり手帳」を選択すると、カレンダーに登録した当日のスケジュールが待受画面に表示される。予定の確認はもちろん、「ゴミ出し」「経費精算」などのタスク管理にも使えて便利だ。KCP+端末には予定を待受画面に表示できる機種が少ないだけに、復活が待たれる。


2.カレンダーやメールに画像をシースルー表示

 任意の画像をカレンダーの特定日に登録すると、カレンダーの背景に(登録した)画像が表示される。毎日違う画像に設定できるので、日ごとに画像を変えると、カレンダー上でカーソルを移動するたびに画像が切り替わって楽しい。また、メール画面の背景にも画像をシースルー表示できる。

photophotophotophoto カレンダーやメールの背景に好みの画像を設定できる

3.下キーの長押しでカレンダーを呼び出し

 KCP+端末は、待受時に(十字キーの)下キーを押すと、待受ショートカットを選択できるが、旧SA端末では待受時に下キーを長押しすると、カレンダーが現れる。カレンダーを頻繁に使う人にはありがたい。

4.メールのプライバシー設定

photophoto 登録した人物とやり取りしたメールを非表示にできる

 あらかじめ登録した特定のユーザーとやり取りした送受信メールを表示しない「プライバシー設定」にも注目したい。データを非表示にする設定は、ドコモの富士通製端末ではお馴染みだが、au端末で採用している機種は少ない。セキュリティを重視する人には重宝する機能だろう。


5.アラームの時刻読み上げ

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 旧SA端末には、アラームで設定した時刻を読み上げてくれる機能もあった。アラーム音だけだと寝ぼけて時刻が分からない(気にしない)場合があるので、時刻を音声で知らせてくれるとありがたい。これもSAならではの小技の効いた機能といえる。


6.スヌーズごとにアラーム音を変更

 アラームを何度も鳴らす「スヌーズ」の間隔(1〜10分など)を決められる機種は多いが、アラーム音をスヌーズごとに変更できるのは、旧SA端末くらいではないだろうか。INFOBAR2でスヌーズ設定をオンにすると6回アラームを鳴らせるが、アラーム音も6種類個別に設定できる。この設定を知ったときは「ここまでするか?」と思ったが、開発陣の熱いこだわりが垣間見られ、印象に残っている。

photophoto スヌーズ設定で鳴らす音ごとにメロディを設定できる

7.からくり時計

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 1時間ごとにアラーム音を鳴らす「からくり時計」も密かに人気のあった機能だ。時間を決めて仕事や勉強、掃除などをしたいときに役に立つ。20時〜24時など、特定の時間帯にのみ鳴らすこともできる。


番外編:キーレスポンス

 久しぶりにINFOBAR2を操作したが、改めてKCP端末のキーレスポンスの速さに驚いた。キーを押した瞬間に次の画面に切り替わるスピードを体感すると、最近のKCP+端末や他社ケータイでも「遅い」と感じてしまうほどだ。また、KCP端末はメニュー内で左右キーを押すと、「戻る」「進む」の操作ができる。つまり階層を移動するだけなら決定キーを押す必要がないので、使用するキーの種類を減らせて(個人的には)便利だった。


 こうして見ると、旧SA端末はツール機能のカスタマイズ性に優れていたことが分かる。こうした“一見地味だが、使い込むほどに満足度の上がる機能”は、ケータイを長く使う上で大切だと思う。今後、さらに進化したSAケータイが登場する中で、「これぞSA」といえる機能をもう1度使ってみたい。

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