「HYBRID W-ZERO3」ブロガー向け内覧会 in 大阪へ行ってきた参加者から熱い注目

» 2010年01月08日 22時10分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

 予約開始の1月14日が1週間後に迫った1月7日。2009年12月21日に東京で開催された「HYBRID W-ZERO3」のブロガー向け内覧会に続き、1月7日には大阪でもブロガーを対象にした内覧会が開催された。

 大阪の内覧会(タッチ&トライイベント)は、マイクロソフトと、関西を基盤に活動するスマートフォン勉強会が中心となって、ウィルコム、シャープ、そして「memn0ck.com」と「Kzou's Diary (^^ゞ」「WindowsフォンFAN」「mobachiki」の4サイトが協力して開催された。会場はマイクロソフト大阪オフィス。ブロガーが自由に触れるように、会場には12台のHYBRID W-ZERO3(試作機)が準備されていた。

 HYBRID W-ZERO3は、W-ZERO3シリーズの5代目(マイナーチェンジのWS004SHを1世代と数えれば6代目)のモデル。初めてQWERTYキーボードが省略されたことや、通信回線にPHSだけでなくWILLCOM CORE 3Gを採用したことなどが話題を呼んでおり、その使い勝手や操作感は高い関心を集めている。開場時間の19時には12台のHYBRID W-ZERO3にはあっという間に人だかりができ、スタッフが質問の対応などに追われていた。

PhotoPhotoPhoto 約2時間のイベントは、前後にタッチ&トライの時間を設け、セミナーとQ&Aを挟むスケジュール(写真=左)。あくまでHYBRID W-ZERO3に触れてもらうことを中心に考えられていた。開場時間には、ずらりと並んだ12台のHYBIRD W-ZERO3はすべて参加者の手に取られ、順番待ち状態となっていた(写真=中央)。ケース、充電ケーブルなど関連製品も展示されていた(写真=右)

 セミナーでは、Windows Marketplace for Mobileの“店長”こと、マイクロソフト モバイルコミュニケーション本部 シニアプロダクトマネージャーの伊藤哲志氏が、マイクロソフトの考えるWindows Phone戦略と、HYBRID W-ZERO3へ提供されるサービスなどを紹介。続いてウィルコム サービス計画部の板垣睦敏氏がHYBRID W-ZERO3の位置付けや機能、料金プランの解説などを行った。

PhotoPhotoPhoto 「店長」こと伊藤哲志氏。他のスマートフォンとWindows Phoneの違いなどについても熱く語った同氏は、Windowsファミリーの中でのWindows Phoneの位置付けや、HYBRID W-ZERO3で専用ボタンが準備されたWindows Liveサービスとの連携について解説。Q&Aでの質問ではMy Phoneのプレミアムサービスとしての容量拡大や同社の他のクラウドサービスとのシームレス化、Windows PhoneのFelica対応を検討中である事にも触れていた
PhotoPhotoPhoto ウィルコムの板垣睦敏氏はHYBRID W-ZERO3のハード、ソフトの両面を解説。主な特長とともに、従来のW-ZERO3シリーズとの違いなども説明した
PhotoPhotoPhoto 質疑応答ではQWERTYキーの省略がスマートフォンの既存ユーザーとそうでないユーザーに対してのマーケティングの結果であったことなどにも触れていた

 プレゼンテーションに使用されたスライドなどは東京会場でのとそれ同じで、特に新しい発表などはなかったものの、解説のおまけとしてHYBRID W-ZERO3の5つのデザイン案や候補に上がったカラーリングを紹介。即興で挙手によるアンケートも行われ、カラーリングでは実際発売されるシルバーとブラックの支持が多かったものの、デザイン案では幅広タイプやAdvanced W-ZERO3[es]のようなQWERTYキーを備えるデザイン案の支持が多かった。これは参加者に発売前の製品に興味を持つ既存のW-ZERO3シリーズユーザーが多かったことも影響しているだろう。

PhotoPhoto HYBRID W-ZERO3の5つのデザイン候補。BlackBerry Boldのような幅広ボディも検討していたようだ。会場で支持が多かったのはHYBRID W-ZERO3のベースになったAではなくCとDだった。カラーリング候補は5色。この中からシルバーとゴールドが販売される事になったわけだが、グリーンを望む声も多かった

 プレゼンテーションとQ&Aを挟んだ後のタッチ&トライも盛況で、東京会場でも展示されていたGSM対応W-SIMにも注目が集まっていた。

 また、参加者にはWILLCOMやHYBRID W-ZERO3関連グッズのプレゼントが準備されていたが、東京会場とは異なり数が十分にあったため、ジャンケン大会は開催されず、全参加者に早い者勝ちで1品ずつが提供された。プレゼントで人気が集まった画面保護シートを選んだ人には「それを持って帰った人はHYBRID W-ZERO3を必ず買って下さいね!」といった冗談も飛び出し、最後まで和気あいあいとした雰囲気が続いた。

 高校生と思しき参加者も見受けられるなど集まった年齢層の幅も広く、HYBRID W-ZERO3への期待の高さが感じられるイベントだった。

PhotoPhotoPhoto 会場には女性の姿も。WILLCOM 03ユーザーだというこの女性は、HYBRID W-ZERO3を気に入りつつも、「まだWILLCOM 03の割賦支払いが残っているので」ということで購入を悩んでいた(写真=左)。タッチ&トライ後半も12台のHYBRID W-ZERO3は次々と来場者の手を渡っていく。ユーザーならではの細かな質問も飛び交っていた(写真=中央)。参加者全員に早い者勝ちで提供されたプレゼント(写真=右)。WILLCOMロゴの入ったノベルティから充電ケーブル、ディスプレイ保護シートなどの実用グッズまで準備されていた

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