コラム
» 2010年02月18日 22時45分 UPDATE

ふぉーんなハナシ:初会見が経営破綻の説明――ウィルコム 久保田社長の胸中は

2009年8月26日、ウィルコムの社長に就任した久保田幸雄氏。社長として初の会見が、経営破綻の説明となってしまった同氏の胸中は。

[ITmedia]
Photo ウィルコム 代表取締役社長の久保田幸雄氏

 2月18日、ウィルコムが会社更生法の適用を申請したことに伴い、同社代表取締役社長の久保田幸雄氏が会見を行った。

 2009年8月26日にウィルコムの社長に就任した同氏は、今回が同社社長として初の会見となったが、それが経営破綻の説明となってしまった。

 そのことについてコメントを求められた久保田氏は、「2009年8月26日に就任し、9月24日に事業再生ADRを申請。今日会社更正法を申請。あっという間の5カ月間だった」と振り返った。

 同氏によれば、ウィルコムに行くことを決めたときには、「これからXGPに開発投資できるということで、通信ビジネスの拡大/成長を私が参画することでより大きなものにしていけるのではないかという期待を持っていた」(久保田氏)という。

 しかし、社長就任後には財務的な厳しさを毎日のように感じ、マーケティング投資のお金がないという事態にも直面してしまった。「そういう意味では忸怩たる思いがある」(久保田氏)

 ただ、通信技術を使った市場は今後、これまでの“人が使う”といった用途だけではなく、いろいろな商品に使われることから「大きな成長の可能性があると現時点でも信じている」とし、パートナーと相談した上で、こうした展開に注力したいと話した。

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