QWERTYキーとタッチパネルでiモードが使える喜び――「SH-03B」の快適操作(2/2 ページ)

» 2010年02月19日 00時00分 公開
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POPメールの読み書きに対応

 こうしたさまざまな便利機能に加え、SH-04Aに搭載して好評だった、POPメールの読み書きに対応したiアプリ「リモートメール アプリメール for SH」もプリインストールする。初回利用時から60日間はすべての機能が無料で試せるので、PCでインターネットサービスプロバイダ(ISP)が提供するメールを使っているなら、このアプリもぜひ試してみてほしい。

 61日目以降は、1日1回しか利用できなくなり、継続して利用するためにはfonfunのiモード公式サイト「iリモートメール」のマイメニュー登録が必要だ。月額210円(リモートメール300の場合は月額315円)で利用できるので、PCメールをよく使うのであれば、このサービスの利用はぜひ検討してみるべきだろう。なおPC向けのメールは、添付ファイルが付いていたり、HTMLメールだったりして携帯電話向けのメールより容量が大きいこともままある。「パケ・ホーダイ ダブル」などのパケット通信料の定額プランには忘れずに加入しておきたい。

タッチパネルと組み合わせて快適操作

 前述のとおり、SH-03Bの3.7インチディスプレイは全面タッチパネルになっており、QWERTYキーでの操作時にタッチ操作も組み合わせられるが、タッチパネルだけですべての操作をすることもできる。長い文章を入力しない、iモードサイトの閲覧やちょっとしたメールの返信程度なら、SH-03Bを縦に持って、タッチパネルだけで快適に使える。すべてのメニューやボタン類は指での操作が可能なように大きめにデザインされており押しやすい。

 縦画面での文字入力は、ダイヤルキーと同じ配列のソフトウェアテンキーで行う。1つ1つのキーにはアルファベットや数字も併記されたので、英字の入力時に迷うこともない。変換候補は最初に2行分表示し、さらに[変換]ボタンを押すと表示領域を拡大して候補を多数表示するなど、効率よく変換できるように配慮されている。文字入力中に内蔵の電子辞書を呼び出して、検索結果を入力画面に反映することもタッチ操作だけで行えてしまう。

PhotoPhoto 縦画面で操作する際にはソフトウェアテンキーが表示される。このソフトキーでの文字入力も使いやすく、ちょっとしたメールの返信などは片手でも書ける

 iアプリもタッチ操作に対応したものはそのまま利用可能だ。タッチ操作に対応していないアプリでは、画面上にソフトキーを表示して操作する。

待受タッチランチャはカスタマイズ可能に

 待受画面に表示される専用メニュー「待受タッチランチャ」は、カスタマイズが可能な12個のメニューに変更された。9個の固定メニューだったSH-04Aの待受タッチランチャと比べると、より自由度が高くなっているのがうれしい。

 初期設定では、新規メール作成や受信BOX、リモートメール アプリメール for SHやフルブラウザ、iモードのブックマーク、クイック検索、静止画撮影、ワンセグ視聴、手書きメモ、地図アプリ、iアプリ一覧、iコンシェルなどが割り当てられている。ここは、メニューに用意されている項目やよく使う機能、個人の電話番号やメールアドレスなども設定可能なので、使いやすいように適宜変更するといいだろう。

PhotoPhoto 待受タッチランチャはカラフルな待受画面にも違和感なく表示できるモノクロアイコンに変更された。さらに各項目が個別にカスタマイズできるようになっている
PhotoPhoto アイコンのカスタマイズは、待受タッチランチャが表示されている状態でアイコンを長押しして行う。メニューから項目が選べ、電話帳からメールアドレスや電話番号を登録することもできる

 利用頻度が高いマナーモードやiモードは独立したボタンが用意されている。また日付や時刻、ピクトエリアをタップして変更できる項目が一部変更されており、ピクトエリアに触れると表示されるメニューでは新たに電池残量の確認や電池残量のパーセント表示設定などができるメニューを用意。アラームは時刻をタップして設定する方式に変更された。

新たに精細な表示モードも提供

 また細かな点だが、画面サイズが大きくなったことで、文字のサイズを若干小さくし、表示できる情報の量を増やして操作性の向上を図っている部分もある。例えばメールの入力画面を20ドットフォントにする(文字サイズ設定で「小さい」を選ぶ)と、35文字×15行ほどの文字が1画面に収る。細かい文字が読みにくい人には少々きついかもしれないが、一度に表示できる情報量が増やせるのはありがたい。

 ちなみにSH-03Bの3.7インチディスプレイで表示する32ドットフォントは、3インチディスプレイの40ドットフォントとほぼ同じ大きさになる。つまり、同じ大きさの文字にした場合でも、一度に確認できる文字の量が増えるわけだ。

 文字サイズの設定は、一括設定のほかに個別に設定することもできる。iモード、フルブラウザ、メール/メッセージ、文字入力でそれぞれ最小/小さい/標準/大きい/最大の5段階が選べるので、最小に表示すればもっと文字量が増やせる。SH-04Aには、iモードや文字入力での「最小」設定はなかった。

PhotoPhotoPhoto 左から「最小」「小さい」「標準」。初期設定で「小さい」を選んでも、3.7インチのフルワイドVGA液晶を搭載するため十分視認性は高い
PhotoPhoto 左から「大きい」「最大」。メール閲覧中に文字のサイズを変更することもできる

 なおフルブラウザでは、2本の指でピンチイン/ピンチアウトの操作をすると、拡大率の変更ができる。文字サイズを小さめに設定しておいても容易に拡大できるので、うまく組み合わせて活用したい。

タッチパネルを生かした手書き入力も

 そのほか、タッチパネルを生かして手書きの絵や文字を記録する機能も用意している。待受メモには手書きのメモが書き込めるので、ちょっとした図や文字では記録しにくいメモなどを残したいときに重宝するだろう。オリジナルのデコメピクチャを手書きで作ることもできる。手書きデコメピクチャはメールの入力中に作ることも可能なので、ふと思い立って手書きのアクセントを入れたくなったときにも対応できる。


 約3.7インチという、ドコモ向けのAQUOSケータイとしては最大級のタッチパネルディスプレイと、より使い勝手を向上させた4列配置のダイヤルキー。SH-04Aから大きな進歩を遂げたSH-03Bは、ケータイでの快適な文字入力を求めるユーザーを、さらなる高みへと誘ってくれる、完成度の高いモデルといえるだろう。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2010年3月16日