コラム
» 2010年02月25日 22時57分 UPDATE

ふぉーんなハナシ:タッチパネル用の高速入力方式「Swype」 年内に日本語対応を予定

タッチパネル上のQWERTYキーを、入力したい単語のつづりで一筆書きの要領でなぞると素早く入力できる――。そんな技術「Swype」がDOCOMO Capitalからの出資を取り付け、日本語にも対応するという。

[園部修,ITmedia]
Photo タッチパネル上での一筆書きで単語が入力できる「Swype」

 少し前の話になるが、スペイン・バルセロナでMobile World Congress 2010が開幕した2月15日に、とある米国のベンチャー企業が、DOCOMO Capitalから100万ドルの出資を受けたことを発表した。そのベンチャー企業とは、タッチパネル上で独特の文字入力方式を実現したSwypeだ。

 Swypeは、タッチパネルに表示されたQWERTYキーボードを、一筆書きの要領でなぞることで言葉を入力する技術だ。慣れれば1分間で40語も入力できるという。YouTubeに掲載されているSwypeのチュートリアル動画を見てみると、慣れればかなりのスピードで単語が入力できそうに見える。

 すでにSwypeは30種の言語をサポートしているが、今回DOCOMO Capitalからの出資を受け、日本語対応のバージョンも開発する。2010年後半のリリースを予定しているという。

 スマートフォン向けの単体アプリは提供されていないため、実際に試してみることが難しいのが残念だが、米国ではT-Mobileが「myTouch 3G」(HT-03A/HTC Magicと同型の端末)にプリインストールして販売している。同様の技術として、ShapeWriterの「ShapeWriter」やDasurの「SlideIT」なども製品化されており、こちらはiPhoneやAndroid、Windows Mobile向けにアプリケーションが提供されているので、雰囲気を味わってみることはできる。これが日本語に対応するとどのような形になるのか、今から楽しみだ。

 ちなみにSwypeの創業者でありCTOのクリフ・カシュラー(Cliff Kushler)氏は、Tegic Communicationsの創業者で、T9の開発者として知られる人物。テンキーでの文字入力に革新をもたらした同氏の発明は、タッチパネルでの文字入力にも変革をもたらすのだろうか。

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