コラム
» 2010年04月07日 19時56分 UPDATE

海外ケータイとプリペイドSIMを日本で購入する:第3回 海外ケータイを“日本語化”――Androidアプリで楽々設定 (1/3)

注文していたAndroidスマートフォンとプリペイドSIMカードが到着した。渡航に備えて、日本語化やネットワーク関連の設定を実行した。

[Kunihisa Takayama(K-MAX),ITmedia]

Android端末「Acer Liquid」が到着

photo 「1shopmobile.com」の荷物はほとんどが香港から発送されている。以前はFedExで届くことが多かったが、現在はEMS(国際スピード郵便)を主に利用しているようで、今回も香港郵便のEMSで発送された

 Androidスマートフォン「Acer Liquid」を海外のオンラインショップ(1shopmobile.com)で、Hutchison TelecomのプリペイドSIMカード「3G International Roaming Rechargeable SIM Card」を国内のオンラインショップ(モバイルアウトレット)で注文した。

 注文から2日ほどで1shopmobile.comから発送連絡メールが届き、SIMカードが到着した。それからさらに3日、荷物のトラッキング(発送状況の追跡)を忘れている間に香港から荷物が到着。筆者は家を空けていたが家族が受け取っており、帰宅するとテーブルの上に見慣れない包みが置かれていたのを見て、Liquidが到着したことを知った。

 国際小包の場合、日本に持ち込まれる際に通関手続きを受けるが、その際に通関手数料を請求されることがある。FedExの場合は後日請求書が郵送されてくるので、同封されている払込票を使ってコンビニなどで支払えばよいが、日本への郵便では受け取りの際に請求される。今回は特に支払いが発生することはなかったが、留意しておきたい。

 さっそく開封し、使用の準備を始める。Liquidのバッテリーカバーは、裏面の樹脂カバーを引きはがすようにして取り外す。最近はデザインを重視するなどの理由でこの仕様を採用している端末が多いが、力加減を間違うと爪を折ったりパネルを割ってしまいそうで、筆者はいつもドキドキしながら取り外している。バッテリーを取り付ける前に、microSDとSIMカードを入れた。

photo 購入した「Acer Liquid」

開通済みのSIMカードを入手

 今回購入したSIMカードは、国際ローミングが利用できるパケット通信対応のプリペイドSIMカードで、香港や中国本土だけでなく日本や米国などでも利用可能だ。通話料は、香港内では音声通話が1分につき0.3香港ドル(約3.5円)。テレビ電話が1分につき1.5香港ドル(約17.4円)、パケット通信は、1Mバイトにつき2香港ドル(約23円)だが、2009年から1日28香港ドル(約326円)、1カ月338ドル(約3940円)の定額制が導入された。詳細は、Hutchison Telecomの携帯電話ブランド 3(Three)のWebサイト(外部リンク)を参照。

 国際ローミング料金は対象となる国や事業者によっても異なるので、3(Three)のローミングサービスのWebサイト(外部リンク)を確認してほしい。ただしパケット通信のローミング料金は共通で、1Kバイトにつき0.11香港ドル(約1.28円)で統一されている。海外の通信事業者のパケット通信は1Kバイト単位で課金することがほとんどで、日本のようにパケット単位(1パケット=128バイト)での課金は実は珍しい。

 NTTドコモの回線で3(three)のネットワークに国際ローミングした場合の料金は、香港での音声通話が1分につき75円、テレビ電話が1分につき100円で、プリペイドSIMと比べると高額だ。詳細はドコモのWebサイト(外部リンク)を参照。

 今回のプリペイドSIMカードで利用できるサービスは、音声通話、SMS、MMS。また、各種インスタントメッセージサービスやSkype、YouTubeなどを含む、3(three)のモバイルブロードバンドサービス「X-Series」も利用できる。

 SIMカードを購入したモバイルアウトレットでは、購入時に希望すると開通済みのSIMカードを発送してくれる。筆者も開通済みのカードを依頼したが、事前に開通作業を済ませているため、到着した時点で有効期限(180日)が数日経過している場合がある。筆者はこれを手間賃と思ってあまり気にしていないが、気になる人は、未開通のカードを送ってもらい自分で開通作業をした方がいいだろう。

 開通作業は簡単で、SIMカードを端末にセットして発信、通話をするか、「##107*0#」に発信すればよい。そのほかの利用方法やリチャージ方法などについては、同梱されている日本語の説明書で確認できる。なお、SIMカードには中国語と英語の説明書も同梱されている。説明書には、各種設定の内容やサービスの紹介なども書かれているので、一読しておきたい。

photophotophoto 「3G International Roaming Rechargeable SIM Card」にはSIMカードのほか、中国語と英語の説明書が同封されている(写真=左、中)。モバイルアウトレットで開通済みのSIMカードを指定すると、注文の数日前に開通手続きを済ませたものが発送される。日本語の説明書に開通日と有効期限、暗証番号、電話番号のほか、通話方法やリチャージの手順などが記載されているので非常に助かる(写真=右)
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