レビュー
» 2010年04月14日 08時30分 UPDATE

「Xperia」の“ここ”が知りたい:第7回 Xperiaで「iモード.net」を利用するには?――1回線と2回線の場合

現時点で「Xperia」は固有の機能としてはiモードメールを利用できないが、ドコモが提供している「iモード.net」を経由すれば送受信が可能になる。iモード.netはPC版、モバイル版、アプリ版の3種類があるが、1回線か2回線かで選択肢が異なる。

[田中聡,ITmedia]
photophoto ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「Xperia」。ボディカラーはSensuous BlackとLuster Whiteの2色

 「Xperia」はiモードには対応しておらず、現時点では単体の機能としてiモードメールを利用することはできない。NTTドコモの山田社長は、2010年中にXperiaをiモードメールに対応させる旨のコメントを残しているが、正式に対応するまでは、別の手段でiモードメールを確認する必要がある。

 最もメジャーな方法といえるのが、ドコモが提供しているPCとスマートフォン向けの「iモード.net」(月額210円)だ。メールの閲覧や送受信はもちろん、PC版は添付ファイルの送受信や絵文字の利用も可能。さらに、「T-01A」「SC-01B」とXperia向けに提供されている「iモード.net モバイルアプリ」では、新着メールをiモード端末と同様にプッシュで受信できるほか、絵文字やデコメールの作成、オフライン環境でのメールの閲覧や作成も可能になる。

 ただし、iモード.net モバイルアプリを利用するには、iモード端末とは別にスマートフォン(T-01A、SC-01B、Xperiaのいずれか)を契約する必要がある。iモード端末からXperia(スマートフォン)に機種変更をした場合、利用できるのはPC版か、スマートフォン向けの「モバイルモード」のみ。また、iモードメールの利用にはiモード契約が必要なので、iモードを解約すると、当然ながらiモード.netも利用できなくなる。

 iモード.netで保存できるメールは、受信メールが最大10Mバイトまたは最大1000件、送信メールが最大4Mバイトで、容量か件数が上限を超えたら、古いメールから削除される。また、iモード.netでメールを受信しても、iモードセンターにはメールは保管されたままとなり、iモード端末で受信したことにはならない。iモードセンターの保存容量(最大1000件)を超えると新着メールを受信できなくなるので、iモード端末で適時メールを受信する必要があることは覚えておきたい。

PCから利用する――1回線と2回線どちらでも可能

photophoto

 PC版を利用する際は“SIM入りのiモード端末”も必要になる。iモード.netのトップページ(外部リンク)でdocomo IDとパスワードを入力してログインすると、初回ログイン時は「ワンタイムパスワード」を使った認証が求められる。このワンタイムパスワードはiモードメールで受信するか、iMenuの「お客様サポート」→「各種設定(確認・変更・利用)」→「その他サービス設定・確認」→「iモード.net」→「ワンタイムパスワード発行」から取得する。Xperiaを1回線で利用している場合、SIMカードをiモード端末に差し替えよう。ワンタイムパスワードは毎回入力する設定もできるが、利便性を考えたら初回のみの方がいいだろう。

 なお、PC版のiモード.netを利用できる推奨環境は、OSがWindows XP(Service Pack 2)とVista、ブラウザがInternet Explorer 6.0(ServicePack 2)、7.0、8.0なので注意したい。Firefoxからログインしたところ、画面が真っ白になってしまった。推奨環境でない旨のメッセージが出なかったので、最初はパスワードを間違えたのかと思った。何かしらメッセージを出してくれるとありがたいのだが……。推奨環境の詳細は、iモード.netのWebサイト(外部リンク)を参照。

photophotophoto 「iモード.net」のログイン画面(写真=左)。メール一覧画面で選択したメールの本文が、画面右側に現れる。添付ファイルやデコメピクチャの保存も可能だ(写真=中)。絵文字の表示もできる(写真=右)

Xperiaのブラウザから利用する――1回線と2回線どちらでも可能

 Xperiaのブラウザで利用する場合、iモード.netのWebサイト(外部リンク)でdocomo IDとパスワードを入力してログインすると、モバイルモードとして表示される。iモード.netを初めて利用する際にワンタイムパスワードが必要になるのはPC版と同様だ。モバイルモードはPC版よりも利用できる機能が限られており、添付ファイルの送受信や、絵文字やデコメールの作成はできない。

photophotophotophoto モバイルモードはPC版に比べてシンプルな作り。こちらは受信BOX(写真=左端)。絵文字の表示はできるが、メール作成時には使用できない(写真=左中)。メール作成画面。添付ファイルは使用できない(写真=右中)。「ケータイデータお預かりサービス」に保存されたアドレス帳を利用できる。新規作成して追加してもよい(写真=右端)

Xperiaのアプリから利用する――2回線でのみ可能

photophoto

 アプリ版を利用する場合、まずiモードから設定が必要になる。iMenuから「お客様サポート」→「各種設定(確認・変更・利用)」→「その他サービス設定・確認」→「iモード.net」→「iモード.net モバイルアプリ利用開始設定」にアクセス。ここで「利用する」にチェックを入れ、Xperia(スマートフォン)の電話番号を入力する。iモード端末の電話番号を入力しても利用できないので注意したい。

 続いて、Xperiaからiモード.netのWebサイト(外部リンク)にアクセスし、iモード.net モバイルアプリをダウンロードすればよい。メールをプッシュ受信できるのが、PC版やモバイルモードにはない、アプリの大きなメリットといえる。


 このほか、ドコモが提供しているものではないが、Android端末でiモードメールを送受信できる「IMoNi」(外部リンク)などのアプリも利用できる。詳細は別途レビューしたい。

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia Mobile に「いいね!」しよう