第3回 正確に素早く打てる?――「Xperia」のPOBox Touch 1.0を試す「Xperia」ロードテスト(2/2 ページ)

» 2010年05月14日 10時05分 公開
[田中聡,ITmedia]
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英数入力に便利なテンキー

 Xperiaではテンキーも用意されている。テンキーを使うメリットは、QWERTYキーよりもキー数が少ないので誤入力を防げることと、文字種を変えずに英数字を入力できること。後者は物理キーを使った入力でもおなじみで、例えば「12」と打つときは「あか」と入力して「英数カナ」を選べばよい。「時」「分」「円」などの単位を予測してくれるのも便利だ。なお、上下左右のフリック入力には対応していない。

photophotophotophoto 文字モードのアイコンを長押しすると、テンキーを選べる(写真=左端)。テンキーは日本のフィーチャーフォンと同じ感覚で利用できる(写真=左中、右中)。英数字をワンタッチで変換でき、その後の単位も予測してくれる(写真=右端)

 QWERTYキーの場合、記号は専用のキーから直接入力できるが、英数字を入力するには文字種を変更する必要がある。片手の操作が多く、英数字を簡単に入力したければ、テンキーを使用するのも一考の価値があるといえる。個人的にはテンキーでフリック入力ができると、さらに便利に入力ができると思う。予測変換の精度は優れているので、入力方法と操作性のさらなる改善を期待したい。

 また、すでに併用している人も多いと思うが、Android端末向けの「FlickWnn」「Simeji」といったアプリを使えば、テンキーでフリック入力が可能になる。標準のテンキーと使い比べてみてもいいだろう。

photophotophoto 入力ソフトは、設定アイコン→「キーボード種別変更」から変えられる(写真=左)。写真中央が「FlickWnn」、写真右が「Simeji」のテンキー
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