写真で解説する「SH-07B」(2/2 ページ)

» 2010年05月21日 18時45分 公開
[青山祐介,ITmedia]
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 SH-07Bの待受画面にはウィジエット形式のショートカットを置ける「待受アクセサリ」を新たに搭載。一方、待受画面から終話キーを押すと現れる、よく使う機能をランチャー形式にした「待受タッチランチャ」は、SH-01Bから継承している。いずれもタッチパネルでの操作が可能で、メインメニューを経由せずにアクセスできるのが便利だ。

photo 左がSH-07B、右が富士通製「F-06B」のメインメニュー。いずれも共通の項目が採用されている。各項目には番号が振られており、ダイヤルキーからワンタッチでアクセスできるのも特徴だ。
photophoto 「待受アクセサリ」には、好みの機能やショートカットを登録できる。タッチパネルを使った操作にも対応している(写真=左)。待受画面で終話キーを押すごとに現れる「待受タッチランチャ」。ビュワーポジションだけでなく、通常のポジションでも表示される(写真=右)

 カメラは、1920×1080ピクセルのフルハイビジョン動画を撮影できるのが大きな特長。静止画撮影で利用できる手ブレ補正や自動シーン認識、チェイスフォーカスが、いずれもHD動画撮影にも対応。撮影した動画はHDMIケーブルでテレビと接続することで、フルハイビジョン画質の動画を大型テレビで楽しめる。シャープの液晶テレビ「AQUOS」と接続すると、同社の「AQUOSファミリンクII」を利用でき、テレビのリモコンでケータイの動画を操作して再生することも可能だ。

photophoto 発表会開場では実際にSH-07Bと液晶テレビAQUOSを接続して、フルハイビジョン動画の再生と、AQUOSファミリンクによるリモート操作のデモを実施していた。

photophoto メニューに追加された「HDIM接続設定」(写真=左)。その中にある「AQUOSファミリンク設定」では、シャープの「ファミリンク」を使ってさまざまな機能の設定が可能(写真=右)
photo オートフォーカスモードやシーン別撮影、画像サイズなどをすべてのカメラの設定項目を記憶できる「マイカメラ」も新たに採用した

 静止画の撮影機能にはSH-01Bから大きな変化はないが、UI(ユーザーインタフェース)が一新され、より使いやすくなった。また、新たな付加機能として「ショットメモ」と「らくらく瞬漢/瞬英ルーペ」を搭載。ショットメモは、ホワイトボードなど四角い盤面を斜めから撮った画像を見やすくするもの。発表会場の端末で試したところ、文字に限らず、テレビ画面も四角く成型してくれた。らくらく瞬漢/瞬英ルーペは、名刺リーダーなどの文字認識機能を発展させたもの。カメラで撮影しながら画面上のルーペの中に現れた文字を自動的に認識し、辞書で検索できる。

photophotophotophoto 会場のAQUOSを斜めから撮って「ショットメモ」で保存した
photophoto 「らくらく瞬漢/瞬英ルーペ」では、カメラで撮影した文字が画面上で拡大表示され、その文字列の中から単語をリアルタイムで自動認識。「辞書」ボタンをクリックすると内蔵辞書で検索できる

 メール機能では、受信メールを見ながら返信メールが作成できる「メール参照返信」を追加した。ワンセグ、おサイフケータイ、WORLD WING(3G+GSM)、GPS/オートGPS、FOMAハイスピード(下り最大7.2Mbps、上り最大5.7Mbps)など、ドコモの主なサービスや機能はほぼサポートしているほか、新サービス「i Bodymo」も利用できる。

photophoto バッテリーの消耗を抑える「ecoモード」にも対応。「5」キーの長押しで起動する(写真=左)。受信メールを見ながら返信メールが書ける「メール参照返信」(写真=右)
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