Xperiaを語る上で見逃せないもう1つの機能が、ソニー・エリクソン独自の日本語入力システム「POBox Touch 1.0」だ。これは、ソニー・エリクソンのケータイに搭載されてきた「POBox」をXperia向けに最適化したもの。ケータイのテンキー入力に慣れたユーザーでも、タッチ操作で快適に文字を入力できる。
POBox Touch 1.0を使った文字入力は、QWERTYキーかテンキーで行える(※)。特徴的なのは、キーの表示を「ワイド」「ハイライト」「ダイナミック」の3つのモードから選択できる点。「ワイド」は、日本語入力に多用する母音キー「A」「I」「U」「E」「O」が大きく表示されるモード。また、ほかのモードでも同様だが、日本語では使用しない「Q」キーが表示されない。
「ハイライト」では、次に入力する可能性のあるキーのみが黒くハイライト表示され、それ以外のキーはグレーアウトして入力できなくなる。「ダイナミック」は、先に述べた「ワイド」と「ハイライト」を合わせた機能で、ハイライト表示に加えて、次に入力する可能性のある母音キーをさらに大きく表示し、入力をアシストしてくれる。このように、キーの形が柔軟に変わるソフトウェアキーボードを利用し、ユーザーが自分にとって最適な入力方法を選べるのも、Xperiaの特長といえる。
最後に、Xperiaの料金プランをチェックしよう。ここでは月の支払いがどの程度になるかをシミュレートする。
まず、スマートフォンを利用する上で必須といえるのが、パケット定額サービスの契約だ。ドコモでは、スマートフォンでも通常のiモード端末と同じく「パケ・ホーダイ ダブル」(月額390円〜5985円)を利用できるので、これに加入しよう。加えて、Xperiaの場合はドコモ スマートフォンが対応するプロバイダ「mopera U」との契約も必要になる。
ここでは、最も安価な月額315円の「mopera U Uライトプラン」と、月額980円で1050円の無料通信分が付く「タイプSSバリュー」を選択したとしよう。なお、基本使用料が月額980円となるのは、「ファミ割MAX50」か「ひとりでも割50」の割引サービスを適用した場合。これらを、無料通信分を超える通話はせず、パケット通信を上限まで使った想定で合算すると、月々の支払いは7280円(ユニバーサルサービス料の8.4円を除く)。パケット通信をほとんど行わない月なら、最安で1685円から利用できる。
月額315円の「mopera U Uライトプラン」は、iモード端末にかかる「iモード付加機能使用料」と同額であるし、「パケ・ホーダイ ダブル」の上限5985円も、iモード端末でフルブラウザを利用した場合と同額。「スマートフォンの利用料金は高そう……」というイメージがあるが、このようにXperiaの料金はiモード端末とほぼ同じなので、安心して利用できる。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2010年6月30日