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» 2010年06月23日 14時10分 UPDATE

写真で見る、auのWiMAX対応WINデータ通信カード

1枚で、広いカバーエリアを持つWINと高速通信が可能なWiMAXの2つのネットワークを使える、auのWiMAX対応WINデータカード。端末や設定項目を写真で見ていこう。

[後藤祥子,ITmedia]

 6月29日から販売が開始されるauのWiMAX対応WINデータ通信カードは、1枚で広いカバーエリアを持つCDMA2000 1x EV-DO Rev.A(以下、WIN)と高速通信が可能なWiMAXの2つのネットワークを使えるデータ通信カード。PCとの接続インタフェースと料金体系に応じた「DATA01」「DATA02」「DATA03」「DATA04」の4端末がラインアップされる。

Photo 左からDATA01、DATA03、DATA02、DATA04
端末ラインアップ
項目 DATA01 DATA02 DATA03 DATA04
料金プラン 定額プラン 定額プラン 従量プラン 従量プラン
接続インタフェース USB1.1/2.0(ハイスピード対応) ExpressCard/34準拠 USB1.1/2.0(ハイスピード対応) ExpressCard/34準拠

 定額プランと従量プラン対応の端末では、ソフトウェアの仕様が異なり、定額プラン対応のDATA01、DATA03には、ネットワークのトラフィックを見ながら通信をコントロールするソフトウェアが搭載されている。具体的には、ネットワークの混み具合に応じてスピードを緩めたりはやめたりするもので、回線を使えなくするような制限をかけるわけではないという。

 WiMAXとWINの間を自動でハンドオーバーするのが特徴で、WiMAXの電波が弱まって圏外になっていくと自動でWINにハンドオーバーする。セッションを保ったままハンドオーバーするため、例えばコンテンツのダウンロード時にハンドオーバーした場合でも、20秒ほど中断はするものの、一からダウンロードし直すようなことにはならない。

 仕様がWi-Fiに近いMiMAXと、セルラー仕様のWINとの間のハンドオーバーには技術的な課題が多く、当初より発売が遅れたのもハンドオーバー回りの技術開発に時間がかかったためだという。「認証や課金の仕組みの違いを利用者に意識させることなく接続可能にするための作り込みには時間がかかった」(KDDI ソリューション商品企画本部 モバイル商品企画部 商品企画2グループ グループリーダーの渡邉真太郎氏)

 なお、WINとWiMAXの両方が使えるエリアにいる場合は、初期設定の状態ではWiMAXに優先的につながる。これは設定画面でWIN優先に変更することが可能だ。

 データカードの仕様と料金について説明したKDDI ソリューション商品企画本部の渡邉真太郎氏は、今後、データ通信は通信事業の中でも大きなポイントになるとし、新端末の投入で加入者増を目指すとした。

sa_ad01.jpgPhoto 端末をPCに差し込んだところ。3G対応のデータ通信カードとしてはコンパクトなサイズだ

Photo PC側の接続ソフト。WiMAXの接続時は画面左上のアンテナが緑に、CDMA接続時にはオレンジ色になる
Photo PC側接続ソフトの設定画面。WiMAXとWINの優先接続設定はここで切り替えられる
Photo 説明会の会場内でWiMAXは、下り11.9Mbps、上り1.2Mbpsの速度が出ていた
sa_ad11.jpgPhoto 製品の特徴

Photo WiMAXのエリア計画。2010年度には8000の基地局を設置し、合計1万5000局に拡大。首都圏の通勤路線も整備する

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