iモードメールとは何が違う?――「spモード」のメールを使ってみたワイヤレスジャパン2010(2/2 ページ)

» 2010年07月15日 01時27分 公開
[田中聡,ITmedia]
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Windows PhoneはOutlookから利用する

 Windows Phone向けには別個のアプリではなく、Outlookのプラグインとして提供され、Outlookメールの「Outlookメール」と「SMSメッセージ」に「spモードメール」が加わる。ただしOutlookメールでは、送受信メールの自動振り分けには対応していない。

photophotophotophoto Windows Phoneは既存の「メール」アプリのプラグイン経由でspモードメールが利用可能になる。画面は「T-01B」のもの(写真=左端、左中、右中)。Outlookメールのフォルダ一覧にspモードメールが表示されている(写真=右端)
photophotophotophoto 本文スペース下にあるアイコンからデコメールの編集ができる(写真=左端)。絵文字やデコレーション絵文字を表示(写真=左中、右中)。パレットを使ってデコメールを編集(写真=右端)
photophoto デコメールのテンプレートも用意(写真=左)。T-01Bは横画面でも利用できるので、QWERTYキーでメールを打てる(写真=右)

iモード端末のアドレスをスマホでも使える?

 spモードとiモードどちらも契約している場合、「@docomo.ne.jp」の付く2つのメールアドレスを所有できる。iモード端末とスマートフォンを1枚のSIMカードで使っている場合、iモード端末で使っていたアドレスは、iモード端末にSIMカードを入れたときに使うのが基本になるが、使用するアドレスをWebサイトから切り替えることも可能。つまり、iモード端末で使っていたアドレスはスマートフォンでも使用できる。

 spモードで使えるアドレスは1つのみで、2つのドコモアドレスを併用したり、ほかのアカウントを追加したりといったことはできない。「複数のアドレスを使いたいというよりは、これまで使っていたアドレスを継続したいというお客さんの方が多い」と説明員は話していた。

 iモード端末に保存された送受信メールをスマートフォンに移行するツールなどは現時点では用意されていないが、microSD経由で転送することはできる。アドレス帳も含め、これまで使っていた機種のデータをスマートフォンへ移行するツールがあると、より便利に使えそうだ。

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