NTTドコモが8月5日、お便りフォトサービスに対応した「フォトパネル 01」「フォトパネル 02」向けの専用料金プランとして、「お便りフォトプラン」と「お便りフォトプラン フル」を9月1日から提供すると発表した。これまでの定額ユビキタスプランの申し込み受け付けは8月31日で終了する。
お便りフォトサービスは、FOMAの通信モジュールを内蔵したデジタルフォトフレームで、ケータイなどから写真が送れるのが特長のサービス。これまではキャンペーンにより、お便りフォトサービスの付加機能使用料210円が無料で、定額ユビキタスプランの月額使用料上限が980円で利用できていた。ただ、このキャンペーンは8月31日で終了し、以降は付加機能使用料が210円、定額ユビキタスプランの月額使用料が9765円になる。
今回ドコモが提供する新たなお便りフォトサービス向け料金は、2段階定額制と2年契約を組み合わせ、手軽にお便りフォトパネルを利用できるプランとしている。料金プランは、お便りフォトプランとお便りフォトプラン フルの2種類がある。
お便りフォトプランでは、1カ月あたり10万パケットまでの通信が可能で、10万パケットに到達すると自動的に通信が停止する。これは写真付きのメール(サーバで1通あたり150Kバイト程度に圧縮される)が約60〜90通の送受信が可能な容量だ。料金は880円〜1270円の2段階定額制となっている。5000パケットまでは基本料の880円で利用でき、5000パケット以上は1パケットあたり0.021円の従量課金、そして2万3500パケットから10万パケットまではどれだけ使っても1270円となる。
お便りフォトプラン フルではパケット通信量は無制限となるが、880円〜1270円〜9765円という3段階定額制となっている。10万パケットまではお便りフォトプランと同様の料金体系となっており、10万パケットを超えると50万4500パケットまで1パケットあたり0.021円の従量課金となり、50万4500パケット以上は9765円になる。
なおこれらの料金プランは、ドコモとの2年間の契約を約束する「お便りフォトプラン割」が適用でき、2年契約をするとお便りフォトプランが390円〜780円、お便りフォトプラン フルが390円〜780円〜5985円になる。
プラン名 | お便りフォトサービス | 定額料金 (〜5000パケット) |
5000〜 2万3550パケット |
2万3550〜 10万パケット |
10万〜 34万7850パケット |
34万7850パケット〜 |
---|---|---|---|---|---|---|
お便りフォトプラン | 210円 | 390円 | 390円 +0.021円/パケット |
780円 | 通信停止 | 通信停止 |
お便りフォトプラン フル | 210円 | 390円 | 390円 +0.021円/パケット |
780円 | 780円 +0.021円/パケット |
5985円 |
プラン名 | お便りフォトサービス | 定額料金 (〜5000パケット) |
5000〜 2万3550パケット |
2万3550〜 10万パケット |
10万〜 34万7850パケット |
34万7850パケット〜 |
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お便りフォトプラン | 210円 | 880円 | 880円 +0.021円/パケット |
1270円 | 通信停止 | 通信停止 |
お便りフォトプラン フル | 210円 | 880円 | 880円 +0.021円/パケット |
1270円 | 1270円 +0.021円/パケット |
9765円 |
お便りフォトプランを利用していて、通信量が10万パケットに達すると通信が自動的にストップするが、ドコモショップに行くかドコモインフォメーションサービスに電話すれば、料金プランをすぐにお便りフォトプラン フルに変更可能。変更に手数料はかからないので、10万パケット以上利用したい場合のみ、適宜料金プランの変更をすればいいようになっている。なおMy DoCoMoなどオンラインでの料金プラン変更には対応していない。
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