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» 2010年09月13日 20時20分 UPDATE

ポータブルWi-Fiルータ「DWR-PG」 一部対象製品にウイルス混入の恐れ

バッファローのポータブルWi-Fiルータ「DWR-PG」の一部製品にウイルスが混入している恐れがあることが判明した。現在DWR-PGは販売を一時停止している。

[園部修,ITmedia]
Photo 一部機種にウイルスの混入が発覚したポータブルWi-Fiルータ「DWR-PG」

 バッファローが9月10日、ポータブルWi-Fiルータ「DWR-PG」の一部製品にウイルスが混入していると発表した。DWR-PGは、NTTドコモの3Gネットワークが利用できるモバイルWi-Fiルータとして人気の製品で、NTT東日本の「光ポータブル」としても提供されている。

 ウイルスはDWR-PGおよび光ポータブルのPWR-100D/PWR-100Fの一部製品に混入しており、ウイルスが混入したDWR-PG/PWR-100D/PWR-100FをPCなどにUSBケーブルで接続すると、PCなどがウイルスに感染する恐れがある。ウイルスに感染した場合はPC内のゲーム用アカウント情報などが漏洩する恐れがある。影響を受ける可能性があるOSはWindows 98/ME/NT/2000/XP/Vista/7とWindows Server 2003/2008。

 なお、USBケーブルで接続していない機器には感染しないため、有線LANやWi-Fi経由で接続している場合は影響はない。またウイルス対策ソフトがインストールされ、パターンファイルが適切に更新されている場合は、感染することはないという。原因は、製造時に抜き取り調査を行った際に使用した検査用PCの一部がウイルスに感染していたため。抜き取り検査を行った機器の一部にウイルスが混入した。2010年9月10日現在、ウイルス感染被害は報告されていないという。

 対象機種かどうかは、シリアル番号をWebフォームで入力すれば確認可能。DWR-PGはこちらのページから、光ポータブルの場合はこちらのページから調べられる。シリアル番号はバッテリーカバーとバッテリーを取り外すとバーコードのそばに記載されている。

 ウイルス混入の対象機器だった場合でも、本体を初期化すればウイルスは駆除できる。この場合設定はすべて工場出荷時の状態に戻るため、再度設定が必要になる。またPC側はウイルス対策ソフトを利用することで駆除することが可能だ。

主なウイルス対策ソフトと検出されるウイルスの名称
セキュリティソフト名 ウイルス名 検出ファイル名
ウイルスセキュリティZERO
(ソースネクスト)
Autorun.inf
EmailWorm Explorer.exe
Trojan images.exe
ウイルスバスター
(トレンドマイクロ)
Mal_Otorun1 Autorun.inf
WORM_VB.DVP Explorer.exe
WORM_AUTORUN.EIK images.exe
ノートンアンチウイルス
(シマンテック)
Autorun.inf
Infostealer.Lineage Explorer.exe
Trojan Horse images.exe
F-Secure
(エフセキュア)
Trojan.Autorun.AEX Autorun.inf
Trojan.Agent.VB.H Explorer.exe
Gen Pack:BAckdoor.Generic.202141 images.exe
McAfee
(マカフィー)
W32/Conficker.worm!inf Autorun.inf
Generic PWS.g Explorer.exe
W32/Autorun.worm.dq.gen images.exe

※名称や検出ファイルは対策ソフトにより異なる

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