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» 2010年10月15日 17時55分 UPDATE

Yahoo! ケータイ、2011年2月に仕様変更 ユーザーとサイト開発者に注意喚起

ソフトバンクモバイルが2011年2月1日にYahoo! ケータイのネットワーク仕様を変更する。これに伴い、ユーザーとサイト開発者ともに対応が必要になるため、注意を喚起している。

[園部修,ITmedia]

 ソフトバンクモバイルが10月15日、2011年2月1日にYahoo! ケータイのネットワークの仕様変更を行うことを明らかにした。サイト開発の利便性向上などを目的に、暗号化通信の仕様を変更するという。

 具体的には、暗号化通信を行う際に、ソフトバンクモバイルの設備で通信を中継する仕様だったものを、中継処理を行わない方式に変更する。コンテンツプロバイダなどのサイト開発者は、仕様変更に伴ってサイトの改修が必要になるケースがある一方、SSL通信と非SSL通信とでURLが共通になるためcookieの共有ができるようになるなど、より自由度が向上することもある。

 これにともなって、2月1日以降はYahoo!ケータイの各公式サイトや勝手サイトを利用する際に、ブックマークからサイトが開けなくなったり、自動ログインが利用できなくなったりする場合がある。

 暗号化通信を行っているサイトでは、暗号化通信を開始する際に「ここからのページは高度なセキュリティで保護されています。よろしいですか?」といったポップアップメッセージが表示される。こうした暗号化通信を行うサイトのブックマークは、ソフトバンクのサーバを中継しているため、URLには「secure.softbank.ne.jp/」という文字列が含まれるようになっている。

 しかし2月1日以降は、ソフトバンクのサーバによる中継がなくなる関係で、暗号化通信を行うサイトでは、ブックマークしてあるURLから「secure.softbank.ne.jp/」という文字列を削除しないと、目的のサイトにアクセスできなくなる。文字列を削除すれば、再びアクセス可能になるという。

 逆に中継がなくなったあと、仕様変更に対応していないサイトにアクセスすると「このサイトは安全でない可能性があります。よろしいですか?」といったポップアップ表示が出る場合がある。この現象が発生した場合は、サイト側での対応が必要になるため、サイト管理者に連絡する必要がある。

 このほか、今まで自動ログインで利用していたサイトにアクセスした際、IDとパスワードの入力が必要になることもある。ユーザーID通知設定を「通知する」にしてるにも関わらず、「ユーザーID通知設定をONにしてください」といわれたり、「認証エラーです」といったメッセージが表示されることもある。このケースでもサイト管理者への連絡が必要になる。

 また絵文字が本来表示されるはずの部分が、「$N*」などの文字列に置き換わってしまうケースもあるという。これはサイトが正しく表示されない絵文字を使用しているためで、こちらもサイト側での対応が必要になる。

 こうした仕様変更に伴う技術情報は、ソフトバンクモバイルの開発者向け情報サイト「Mobile Creation」内にあるSSL/TLSの項目内で公開されている。ユーザーはURLの確認を、サイト開発者は仕様変更に伴うサイトの改修を忘れずに行っておきたい。

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