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» 2010年10月21日 11時51分 UPDATE

写真で解説する「T005」

「T005」は富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製の薄型防水ケータイ。auの東芝ブランド端末としては初めてワンアクション・オープンボタンを採用し、使い心地にこだわった。ビジネスマンシーンに役立つアプリもそろえた。

[小林健志(K-MAX),ITmedia]
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 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製の「T005」は防水の薄型折りたたみタイプの端末。防水性能はIPX5、IPX7に対応している。発売は2010年11月上旬以降を予定しており、カラーバリエーションはマットブラック、ファインブルー、ピンクゴールドの3色展開となっている。「オンでもオフでも、また女性にも使ってほしい」ことから、ピンクゴールドも採用した。

 端末サイズは約50(幅)×111(高さ)×14.2(厚さ)ミリで薄型ボディを実現している。2009年秋に発売された厚さ11.6ミリの「T003」よりも厚いが、後述するように形状に工夫したことにより厚みをあまり感じさせない。重さは約130グラム。フルワイドVGA表示対応の約3.0インチTFT液晶を搭載している。

photophoto 端末を閉じた状態(写真=左)と開いた状態(写真=右)。左からマットブラック、ファインブルー、ピンクゴールド。色の付いた部分はツヤなしで指紋が目立たない
photo 背面もツヤなしで指紋は目立たない
photophoto 背面(写真=左)上部の鏡状になった部分が約0.8インチ有機ELディスプレイ。防水を示す「WATERPROOF」の文字と型番名が刻まれている。底面(写真=右)にはオートフォーカス対応の約808万画素CMOSカメラが搭載されている。カメラ左にフォトライト、赤外線端子、カメラの下にスピーカーが存在する。裏ブタは防水端末のためロックができるようになっている
photophotophoto バッテリーパックの容量は800mAh(写真=左)。裏ブタ(写真=中)には防水用のパッキンが付いている。バッテリーパックを外すとmicroSDスロットとau ICカードスロットが現れる(写真=右)。上がmicroSD、下がau ICカードスロット。外部メモリは最大16GバイトのmicroSDHCに対応している

「ワンアクション・オープン」ボタンの使い心地は?

 今回は「富士通東芝モバイルコミュニケーションズ」から東芝ブランドとして発売されるT005だが、ドコモの富士通端末などで用いられていた「ワンアクション・オープン」ボタンをauの東芝ブランド端末としては初めて採用した。ボタンを押せばワンタッチでディスプレイ部が開く。また、このボタンと連動する機能として、メール着信中にボタンを押すと、すぐにメールを確認できる「ワンプッシュ読メール」がある。

 なお、このようなボタンを導入した端末では先端部が重くて、開けた時の衝撃が大きい場合が多いが、T005では先端部を薄くすることにより、ワンアクション・オープンボタンで開けた時の衝撃を極力小さくすることに成功している。開けたときの衝撃に驚いて落としてしまうといったことはないだろう。

photophoto 端末左側面(写真=左)。ヒンジ部にワンアクション・オープンボタン、その隣に外部接続端子があり、先端部に近い部分に充電端子がある。外部接続端子のカバーを開けたところ(写真=右)
photophoto 端末右側面(写真=左)。ヒンジ部にストラップホールがあり、先端部に近い部分にカメラキーがある。カメラキーは端末を閉じた時に押すとサブディスプレイ表示、長押しするとライト点灯となる。端末を開いたときに長押しするとカメラが起動し、カメラ起動時にはシャッターを切れる。端末を開くと、液晶側の先端部が非常に薄いことが分かる(写真=右)
photophoto ヒンジ部(写真=左)と先端部(写真=右)。ヒンジ部の方に厚みがあり、先端部の方が薄い

 キー部分は適度な出っ張りがあるので押しやすく、文字も大きくて見やすい。また、サブディスプレイには電話着信時とメール受信時に、イルミネーションライトだけでなくアイコンが表示され、どんな着信があったかが一目で分かる。

photophoto キー部分(写真=左)は適度に出っ張っていて押しやすい。なお、左下に2つ穴があるが、左はマイク穴。右の穴は防水を実現するためどうしても必要な穴とのことで、特に機能があるわけではない。同じくディスプレイ右下の穴(写真=右)も、防水を実現するために必要な穴で、特に機能はない
photophoto サブディスプレイを表示させたところ(写真=左)。電話着信時は電話番号・電話帳情報、イルミネーションライトのほか、上部に電話のアイコンが表示される(写真=右)。Cメール着信時には左上に「C」、Eメール着信時には右上に「E」のアイコンが表示され、どんな着信があったか分かりやすくなっている

ビジネスマン向けの内蔵コンテンツが充実

 T005はビジネスマンを主なターゲットにしており、電子辞書や名刺リーダーなどの実用機能が充実している。ロック設定中に[クリア/メモ]キーを押すと、文字、音声、画像のメモが取れる「すぐメモ」機能がある。このほか、カメラをルーペとして使えるルーペ機能や、省電力のECOモードなども用意されている。

photophotophoto 内蔵電子辞書が充実しており、6つの辞書がプリインストールされている(写真=左)。さらに富士通東芝のサイトから電子辞書を追加することも可能だ(写真=中)。カメラをルーペとして使える「ルーペ機能」を備える(写真=右)
photophoto ビジネスマン向け端末では必須となる名刺リーダー機能(写真=左)も搭載。名刺を読み取った後はアドレス帳の編集画面となり、間違って読み取った文字を修正できる(写真=右)
photophotophoto 「ECOモード」起動前の待受画面(写真=左)と起動後の待受画面。ディスプレイの照度を落として省電力を実現している(写真=中)。「ECOモード」キーで「ECOモード」は設定できるが、あまり使わないのなら、別の機能をショートカットとして設定することも可能だ(写真=右)

 T005はビジネスマン向けの機能を多く備えた端末であるとともに、「ワンアクション・オープン」や使いやすさを考えた形状など、普段の使い心地にもこだわった。明るい色のカラーバリエーションもあるので、幅広い層に人気が出そうだ。

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