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» 2010年10月25日 09時00分 UPDATE

写真で解説する「SIRIUSα IS06」 (1/3)

Android 2.2を搭載したauのスマートフォンとしていち早く登場する「SIRIUSα IS06」。おサイフケータイや赤外線通信など日本独自の機能は備えていないが、使いやすいUIや、スマートフォンとして必要十分な機能を有している。

[坪山博貴,ITmedia]

 韓Pantech&Curitel製の「SIRIUSα IS06」は、Android 2.2を搭載したスマートフォン。おサイフケータイやワンセグといった国内固有のサービスには対応しないグローバル仕様だが、その分コンパクトで、auのAndroid 2.2搭載機としては、いち早く投入される予定だ。

GALAXY Sよりも軽い小型ボディ

photo Pantech&Curitel製の「SIRIUSα IS06」

 IS06は、「IS03」「REGZA Phone IS04」「IS05」と比較すると多機能ではないが、その分コンパクトかつ軽量なのが特徴だ。3.7インチのワイドVGA(480×800ピクセル)の液晶ディスプレイを搭載しつつ、59.4(幅)×115.95(高さ)×11.2(厚さ)ミリのサイズと109グラムの重さに収めている。高さと幅だけならIS05の方が小さいが、IS06の方が2.8ミリ薄くて28グラム軽い。

 iPhone 4や3GSとほぼ同サイズだが、IS06の方が26〜28グラム軽いので、持ったときの重量感はかなり異なる。ディスプレイサイズが異なるが、軽量といわれている「GALAXY S」よりも9グラム軽い。

photophoto カラーは2色。裏面はチャコールブラックがツヤ消しなのに対し、ピュアホワイトは光沢加工となっており、色だけでなく印象も異なる

 プロセッサには最大1GHz動作のSnapdragonを採用しており、ワークメモリは約400Mバイト、内蔵メモリは約500Mバイトの予定。無線機能はIEEE802.11g対応の無線LAN、Bluetooth(V2.1+EDR)を搭載する。3G通信機能は下り最大9.2Mbps、上り最大5.5Mbpsの「WIN HIGH SPEED」(CDMA1x EV-DO マルチキャリアRev.A)に対応している。このほか、6軸のジャイロセンサー、照度センサーなども搭載する。

 3.7インチの液晶ディスプレイを備える前面には、唯一の物理キーであるホームボタンを配置。Androidスマートフォンではホームボタンは長押しでタスク切り替えができるので、物理キーの方が操作性は良いだろう。電源ボタンは上部にある。ボディカラーはチャコールブラックとピュアホワイトの2色で表面と裏面にカラーは統一され、前面外周部がメタリック加工されている。今時のスマートフォンとしてはおおむねスタンダードなデザインだ。

 裏面にはオートフォーカス対応の500万画素CMOSカメラユニットとフォトライトを備えるのみで、極めてシンプル、左側面には上下ボタン(音量調節)と検索キーを備え、右側面のカバー付きのMicro USBコネクタは、充電とPC接続、イヤフォンマイク接続を兼ねる。充電専用端子などは備えておらず、充電対応の純正クレードルなどは準備されない。

 デザインやスペックなどからベースになっているのは、韓国のSK Telecom向けに供給している「Sky Vega」(IM-A650S)と思われ、サイズや重さなども似通っている。ただし両モデルは通信方式とOSのバージョンが違うほか、Sky Vegaではディスプレイが有機ELと丸型イヤフォンジャックを装備しているのに対し、IS06のディスプレイはTFT液晶で、丸型イヤフォンジャックは備えていない。auのAndroidスマートフォンの中ではエントリーに位置づけられるので、Sky Vegaの基本性能や機能は維持しつつ、低コスト化を計った製品といえそうだ。

photophotophoto 左側面にはボディカラーと同色の上下キーと検索キー(写真=左)、右側面にはカバー付きのMicro USB端子を備える(写真=中)。充電もイヤフォン接続もMicro USB端子なので、充電しながらイヤフォンで音楽を楽しむという使い方はできない点は残念だ(写真=右)
photophoto 電源キーは上面にあり、その近くに金属製のストラップホールもある。ディスプレイの左上にある黒い部分は外光センサーで、近接センサーは備えていない(写真=左)。下部には裏面カバーを取り外す際に爪を引っ掛けるホールがある(写真=右)
photophotophoto 裏面カバーは全体を覆うタイプ。カバー内のmicroSDスロットは32GバイトまでのmicroSDHCに対応しており、バッテリーを外さないとメモリカードを着脱できない。USIM(正確にはR-UIM)カードはバッテリーを外さずに着脱できるが、海外ではCDMA2000端末はUSIMを必要としないことも多いので、このような仕様になったのだと思われる。バッテリーは3.7V、1320mAhの容量でスマートフォンとしては平均的。待受時間は190時間、連続通話は300分と、これはauのフィーチャーフォンと比較しても特に見劣りはない
photophotophoto カバーを外すと、ストラップホールはかなりしっかりした作りであることが分かる。首から下げたい人には安心だ(写真=左)。左からiPhone 3GS、IS06、Xperia、IS02。iPhone 3GSよりもやや高い。Xperiaよりは幅、高さともに3ミリほど小さい(写真=中)。iPhone 3GSと比べるとスリムであることが分かる。ちなみに、iPhone4は厚さ9.3ミリなのでIS06より2ミリほど薄い(写真=右)
photophoto 展示機で確認したところ、ワークメモリは約400Mバイト、内蔵メモリ(ストレージ)は約500Mバイト
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