魅力はカメラだけにあらず――LUMIX Phone「P-03C」の機能性をチェックする(2/2 ページ)

» 2010年12月09日 15時45分 公開
[PR/ITmedia]
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「エコナビ」で思い通りの省エネ対策

 電話やメール、写真の撮影はもちろん、Webサイトを見たりTwitterやブログをチェックしたりと、ケータイを1日中使っていると一番気になるのが電池の持ちだ。使用時間に応じて残量が減っていくのは仕方がないが、無駄な電力消費は極力抑えて、できるだけ長持ちさせたいのがユーザーの思いだろう。ただ、電池残量を気にしながら、省エネ対策をいちいち自分で行うのは、正直言ってわずらわしい。

 その点、P-03Cはパナソニック独自の省エネ機能「エコナビ」を搭載しており、ユーザーニーズをしっかりとキャッチアップしている。中でも便利なのが、あらかじめ設定した電池残量になると、電力の消費を抑えるecoモードに自動で切り替わる「オートecoモード」。ユーザーが意識しなくてもケータイ自らがしっかりと消費電力を抑えてくれるのだ。

 ecoモードへ移行する電池残量は、80%/60%/40%/20%の4段階から選択できる。さらに特筆すべきは、ecoモードで設定できる省電力機能の多さ。確認音や照明設定、明るさ、Wi-Fiなど11項目が用意されており、ecoモード時にどの省エネ機能を発動するかをカスタマイズできる。「画面の明るさだけはそのままにしたい」「Wi-Fi以外の機能は全てecoモードになってもいい」など、ユーザーの価値観に応じて、細やかな設定が行える。

photophoto オートecoモードの設定時には、ecoモードに切り替わる電池残量を80%/60%/40%/20%の4つから選べる。ecoモードを設定できるのは、「確認音」「照明設定(液晶)」「照明設定(ボタン)」「明るさ」「省電力移行時間」「各種画面」「イルミネーション」「iチャネルテロップ」「マチキャラ」「ワンセグ省電力」「Wi-Fi」の11項目だ

 なお、オートecoモードを電池残量40%から発動させ、設定項目をオススメ設定(購入時の初期設定)にすると、使用時間が通常の約43時間から約8%アップし、約46時間に増える。さらに、すべての項目でecoモードを設定し、バッテリー残量80%から発動するようにすれば、約21%アップして約52時間まで伸びるというから驚きだ。もちろんこの使用時間はユーザーの機能の利用状況によって変化するものだが、エコナビの効用を示す数値として参考にしてほしい。

 また、カメラやワンセグを操作しない状態が一定時間続くと、自動でアプリケーションをオフにする機能が搭載されているのもポイント。うっかり終了し忘れたときでも、ケータイ自身がそれを察知して、無駄な電力消費を防いでくれる。

 ecoモードに移行したときは待受画面上にアイコンが表示され、一目で分かる。端末の状態を知ることで安心できるとともに、使う本人にも無駄な使用を控える意識が生まれてくるだろう。

洗練されたミュージックプレーヤーをタッチで快適操作

photo ミュージックプレーヤーもタッチ操作に対応した

 P-03Cでは、ミュージックプレーヤーもタッチ操作に対応している。再生やスキップ、ボリュームなどのコントローラをタッチやドラッグで操作できるのはもちろん、さまざまな設定を画面上で直接タッチしながら操作可能だ。

 さらにこのミュージックプレーヤー、星空をイメージした背景上に映し出されるユーザーインタフェースがなかなかスタイリッシュ。また、実際に使ってみると、本体の幅が52ミリとスマートフォンなどに比べてスリムなため、片手でのタッチ操作がしやすいことに気付く。本体を閉じたままポータブルオーディオプレーヤーのような感覚で操作でき、お洒落に快適に音楽を楽しめる。


賢い日本語変換でメールが快適

 ケータイとしての使い勝手を大きく左右するのが、文字入力の使いやすさだ。メールなどで文字入力は日々、ひんぱんに利用するだけに、期待通りの変換候補が出てこないと大きなストレスとなってしまう。

 P-03Cでは、メールに入力した文字を識別し、時間帯や季節に応じた変換候補を優先的に表示できるようになっている。また、文章の表現を「標準」「かたい表現」「やわらかい表現」に指定でき、その指定に沿った変換候補を表示してくれる。もちろん、よく使う単語は自動で記憶され、どんどん自分好みの予測変換に成長していく。使うほどスムーズに入力できるようになるはずだ。

photophotophoto 1文字入力しただけでも、季節に合った変換候補が並ぶ(写真=左/中央)。また、メールキーから「メール設定」→「本文入力時予測」→「文章入力表現」で、文章表現のかたさ、やわらかさを指定できる(写真=右)

 試しにメールの本文入力で「か」と入れてみると、変換候補の中には「カニ」「カイロ」「加湿器」「寒冷」「枯れ木」など、冬の季節に関連する単語が多く表示された。もちろん、「帰ります」といった基本的な候補も上位にあり、ユーザーが使い込むことでこうした単語の順序は最適化が図られていく。また、今の季節、「く」と入れて「クリスマス」といった単語やクリスマスツリーの絵文字が候補に挙がってくるのは予想できたが、「クリパ」といったくだけた表現も含まれていて感心した。

 こうした季節や時刻と連動した予測変換機能はオン/オフをユーザーが設定できるが、何気ない文字入力の中で季節を思わせる単語が顔をのぞかせると、便利なだけでなく、季節の移り変わりを感じるちょっとしたきっかけにもなって面白い。ぜひ、その効果を試してみてほしい。


 ルミックス フォンの名が示す通り、P-03Cはカメラ機能に注力したケータイだが、ケータイとしての使い勝手も十分考慮され、確実に使いやすく進化している。ケータイカメラとして最高峰の表現力を求めるユーザーにはもちろんのこと、カメラだけでなくあらゆる部分で高い性能と快適な操作性を求めるユーザーにとって、期待を裏切らない1台といえる。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2010年12月27日