写真で解説する「MEDIAS N-04C」今夏にAndroid 2.3へアップデート(2/2 ページ)

» 2011年02月28日 00時00分 公開
[田中聡,ITmedia]
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 カメラは510万画素CMOSを搭載し、手ブレ補正、顔検出、自動シーン認識、高感度撮影などに対応。約1.1秒の撮影間隔でスピーディに撮影し続けられる「クイックショット」や、最短約0.04秒間隔の連写機能も備える。「N-02C」などに採用されている撮影間隔約0.6秒の「瞬撮」には及ばないが、高速撮影は他のスマートフォンにはないメリットといえる。カメラ撮影時は端末の向きに応じて画面の向きも切り替わる。動画は1280×720ピクセルのHDサイズまでサポートする。

photophotophotophoto 静止画の撮影画面。本体の向きに応じて画面とUIも切り替わる。撮影サイズは「5M」「WQHD」「2M」「VGA」から選べる(写真=左端)。撮影モードで「クイックショット」を選ぶと、高速で1枚ずつ連続撮影できる(写真=左中)。フォーカス設定(写真=右中)とその他の設定(写真=右端)
photophotophoto 動画撮影の設定

 アドレス帳から、登録した人物ごとにTwitter、mixi、Facebookの更新情報を確認できるのも特徴の1つ。アドレス帳で「近況」にアクセスすると、最新の投稿が一覧で表示される。また、MEDIASならではのコンテンツとして、Googleアカウント設定などの基本操作を教える「初期設定ガイド」、お勧めアプリや壁紙、絵文字、効果音などを配信するポータルサイト「MEDIAS NAVI」も用意する。このほか、Office系ソフトを利用できる「QuickOffice」、アプリレビューをまとめた「andronavi」、Twitterクライアント「ついっぷる」もプリインストールしている。

photophotophotophoto アドレス帳の一覧。各人物とひも付けたSNSのアイコンが右側に表示される。グループや個別着信音の設定も可能だ(写真=左端)。「近況」から、各人物のつぶやきなどを見られる(写真=左中)。時系列に最新の更新内容を表示する「近況」項目(写真=右中)。「お気に入り」に登録もできる(写真=右端)
photophotophotophoto NECカシオのスマートフォン向けポータルサイト「MEDIAS NAVI」(写真=左端)。オリジナルコンテンツも配信する(写真=左中)。「QuickOffice」(写真=右中)と「andronavi」(写真=右端)
photophotophoto 白地に黒文字の設定画面(写真=左、中)。
photophotophotophoto 日本語入力システムには「ATOK」を採用。QWERTYキーモードで数字キーも一緒に表示されるのが便利(写真=左端)。フリック入力にも対応(写真=左中、右中)。入力する文字が扇形に表示されるジェスチャー入力も利用できる(写真=右端)
photophotophotophoto 英字入力後の自動スペースのオン/オフ、トグル入力、自動カーソル移動、フリック感度など、かゆいところに手が届く設定が豊富だ

 MEDIASのチップセットは、Qualcommの第2世代Snapdragon「MSM7230」。クロック周波数は800MHzで、MSM8255やMSM8655の1GHzと比べると見劣りするが、ホーム画面やブラウザを操作した限り、動作は軽快で800MHzと1GHzの大きな差は感じなかった。バッテリー容量は1230mAh。説明員は「Android 2.1のSnapdragon(1GHz)搭載機と比べても動作速度やバッテリーの持ちは同等」と話していた。

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