KDDI、新燃岳噴火の被災地に支援措置を実施

» 2011年03月02日 11時22分 公開
[田中聡,ITmedia]

 KDDIは3月1日、新燃岳の噴火に伴い、災害救助法が適用された地域のユーザーに対して支援措置を実施すると発表した。

 被災者が自宅から避難するなどの理由でメタルプラス電話、ケーブルプラス電話、au one net ADSLなどの固定通信サービスをまったく利用できなかった場合、ユーザーからの申告により、その期間の月額基本料と付加サービス利用料を減額する。減額期間は、2011年1月から3月(予定)に実際に避難していた期間(災害救助法が適用されていることが前提)。

 あわせて、被災者がauケータイや固定通信サービスの料金を窓口で支払っている場合、2011年2月(2011年1月利用分)から2011年4月請求分(2011年3月利用分)までの請求書の支払期限を1カ月延長する。対象地域は西諸県郡高原町、都城市(2011年2月28日現在)。

 このほか、災害救助法適用地域のユーザーに対して、1月30日から3月31日まで、九州全域(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県)のauショップとPiPitにて、噴火によって破損、故障したau端末の修理費用を一部軽減する。自治体などから要請があれば、携帯電話や充電器の貸し出しができるよう準備も進める。

 KDDIは3月1日17時から4月1日12時まで、EZweb上に「被災地支援 義援金サイト」を開設し、「オリジナルケータイ用壁紙」と「オリジナルケータイ用待ち受けFlash」を販売。これらの売上全額を被災地支援団体などへ寄付する。アクセスはEZキー→トップメニューまたはau one トップ→「災害用伝言板」→「被災地支援義援金サイト」から。

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