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» 2011年05月20日 18時42分 UPDATE

写真で解説する「INFOBAR A01」(ソフトウェア編)

深澤直人氏デザインのAndroidスマートフォン「INFOBAR A01」は、筐体のデザインはもちろんのこと、iida端末向けにカスタマイズされたホーム画面「iida UI」も魅力だ。

[山田祐介,ITmedia]

 KDDIのAndroidスマートフォン「INFOBAR A01」は、プロダクトデザイナーの深澤直人氏が筐体をデザインしたiida初のスマートフォンだ。外観についてのリポートに続き、今回はINFOBAR A01が採用するユニークなホーム画面UI「iida UI」を中心にチェックしていこう。


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“テトリス”感覚でタイルを敷き詰める

photo 1×1サイズのアプリアイコン、そして1×2、2×2といったさまざまなサイズに変更できるウィジェットを敷き詰めたiida UI

 iida UIは、名前にiidaとあることからも分かるとおり、INFOBAR A01に限らず今後のiidaスマートフォンへの搭載も見すえたブランド独自のUIだ。デザインはiidaのWebサイトなども監修するWEBデザイナーの中村勇吾氏が担当している。一見すると、「ホントにAndroid端末?」と言いたくなるような、作り込まれたデザインになっている。また、後述するが非常にサクサク動くのにも驚かされた。

 アプリやiida UI専用ウィジェットを管理するメインのホーム画面「iida Home」と、一般的なウィジェットを貼り付ける「Widget Home」の2種類が用意されており、これらを左右のフリックで切り替えて使うのがiida UIの大きな特徴。このうち、iida UIの“顔”ともいえるiida Homeは、タイル型のアイコンが縦方向にズラリと敷き詰められ、スイスイと縦スクロールできる。

 iida Homeには、iida UI専用ウィジェットに加え、インストールした全てのアプリが表示される。ウィジェットはサイズが変更でき、ユーザーは自分の好みの大きさのウィジェットを配置しながら、隙間にアプリアイコンを配置したりと、まるでテトリスのように自由にアイコンの配置をカスタマイズできる。また、余分な隙間が少なくなるよう自動配列してくれる機能も付いている。


photophoto iida Home。アイコンを長押しすると編集モードになる。アイコンをドラッグして位置を変更できるほか、アイコン右上にあるチェックをタップすると、サイズ変更などもできる

 アプリやウィジェットは最大で240個まで並べられるというが、数が増えるとスクロールが手間だったり、アプリを探しづらくなったりもしそうだ。こうした問題の解決策として、iida UIでは「セクションバー」と呼ばれる仕切りでアプリやウィジェットをジャンルごとに整理したり、折りたたんだりできるようにしている。

 セクションバーは自由に追加でき、好きなタイトルをつけられる。また、セクションバーを長押しすると、すべてのセクションバーが一覧表示され、自分の使いたいアプリのあるセクションバーに素早く移動することが可能だ。


photophoto 「セクションバー」を使えばアプリやウィジェットをまとめて整理し、下りたたたむこともできる(写真=左)。またセクションバーを長押しすると、画面がセクションバー一覧になり、目的のセクションバーを素早く探せる

photo 写真を好みのサイズで貼り付けたりもできる

 iida UI専用ウィジェットは、TwitterやFacebookなどと連携するものや、天気、カレンダー、ニュースのウィジェットなど、合計9つのウィジェットをプリセットするという。もちろん9個で終わりというものではなく、KDDIはiida UIのウィジェット規定を公開し、他社がオリジナルのiida UI用ウィジェットを作れるようにする考え。Androidマーケットやau one マーケットで配布あるいは販売される見込みとのことで、発売後の広がりが楽しみだ。

 iida UIは、好みに合わせてタイルのテーマを変更できるのも魅力で、金属質なテーマやレザーのテーマ、木目のテーマなど、合計6つのテーマがプリインストールされている。こちらもウィジェットと同じように順次ラインアップが増える予定という。


photophoto テーマを変更すると見た目の印象も変わる

photophoto ディスプレイは約3.7インチと大きくはないが解像度はQHD(540×960ピクセル)で細かい部分もつぶれにくい(写真=左)。カメラは805万画素で、標準のカメラアプリはシンプルなUIで利用できる(写真=右)

 さて、“独自UIを搭載”と聞くと、軽快に動作するかが気になるところだろう。発表会会場に展示されていた端末はまだ試作段階のものだったが、非常に素早く画面を操作できた。1.4GHz駆動のチップセットの採用も、動作の快適性に寄与しているという。これからのチューニングにより、さらなるレスポンス向上も期待できそうだ。

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