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» 2011年05月24日 23時24分 UPDATE

”豆しば”もいます:写真で解説する「T008」

「T008」はきれいに光るスパークリングイルミが特徴の防水ケータイ。コミュニケーション機能を強化した“意外と”ハイスペックなその姿に迫る。

[Sho INOUE(K-MAX),ITmedia]

 富士通東芝製モバイルコミュニケーションズ製の「T008」は、メインターゲットを女性に絞ったフィーチャーフォン。ボディサイズは約50(幅)×112(高さ)×16.3(厚み)ミリと、丸みを帯びたボディで女性でも持ちやすく仕上がっている。IPX5/IPX7等級の防水も施し、ワンセグのアンテナもボディに内蔵している。雨の日はもちろん、女性からの要望が特に多いというバスルームでの利用も安心だ。

photophoto ボディカラーはフローズンブルー、カクテルブラック、ロゼピンクの3色。いずれも女性を意識した色ではあるが、「カクテルブラックは男性が持っても違和感がないようにした」(説明員)とのこと

photophoto 液晶背面には「スパークリングイルミ」用と通知表示用のLEDがそれぞれ別に付いている。後者の表示内容はカメラボタンを押せば切り替え可能

photophoto 左側面には外部接続端子と卓上ホルダ(オプション品)用の充電接点が(写真=左)、右側面にはカメラボタンが用意されている(写真=右)

photo 裏面にはカメラレンズとフォトライト、FeliCaチップがある

photophoto 外部接続端子は、イヤホンマイク端子を兼ねている(写真=左)。裏ブタは切りかきに指をかけて外すタイプ(写真=右)

 防水性のためかダイヤルキーはシートキーを採用しているが、押す部分を盛り上げる形にすることで、独立したキーと同様の押し心地になるように工夫されている。なお、キー部分に印字されているフォントはカクテルブラックのみ異なるものになっている。

 プラットフォームは「KCP 3.2」を採用している。ハードウェアプラットフォームは米Qualcomm社製のSnapdragon(QSD8650)を採用し、高速な処理速度を提供する。高速処理はバッテリー消費にも影響するので、電池容量は930mAhとフィーチャーフォンとしては大容量のものを搭載。連続通話時間は約230分、連続待受時間は約270時間(ともに国内での利用時)を実現している。

photophoto ダイヤルキーはシートキーだが、押す部分が盛り上がっている。カクテルブラックのみ刻印フォントが異なる(写真=左)。電池パックは930mAhの大容量のものを採用

 KCP 3.2は、ソフトウェア面での改善点が多い。目に見えるもので代表的な例が「セルフメニュー」だ。マルチプレイウィンドウ、クイックアクセスと進化してきたマルチタスク機能を更に洗練したもので、自分が使いたい機能を自由に登録することができ、本体の「セルフ」ボタンを押すことですぐに呼び出せる。タスクメニューは、セルフメニューを表示させて、もう一度セルフボタンを押すことで表示するようになっている。

photophoto セルフメニューはよく使う機能をショートカットメニューとして登録できる(写真=左)。タスクメニューはもう一度セルフボタンを押して呼び出す(写真=右)

photophoto なお、通常メニュー(写真=左)、セルフメニュー、EZアプリメニュー(写真=右)はメールボタン・EZボタンを押すことで切り替えることが可能。細かいことだが、EZアプリメニューもVGA以上の高解像度表示に対応している

 T008独自の要素といえるのが「つながるメニュー」の存在だ。このメニューは、友達とのコミュニケーションをより密にするために用意されたもので、「なかよしランキング」「あとで読メール」「即打ちメール」「バースデーお知らせ」などの機能がある。

 なかよしランキングはメールの送受信、音声発着信の回数をランキング化し、コミュニケーションの密度を一目で確認できるというもの。「例えば『ランキングの低い友達と久しぶりコミュニケーションを取ってみよう…』と思い立つ一助になる」(説明員)という。あとで読メールは「ほぼその名の通り」(説明員)で、後で読みたいメールをチェックしておくことで、すぐに読めるようにする機能。待受画面からそのメールにすぐにアクセスすることもできる。

photophotophoto 「つながるメニュー」。写真では「なかよしランキング」の説明が出ている(写真=左)。待受画面で「すぐ読メール」アイコンを選ぶと、あらかじめチェックしておいたメールにすぐ飛べる。(写真=中、左)

 「即打ちメール」は、とにかくすぐEメールの本文を打ちたいシーンで役に立つ機能。あらかじめ送信先を設定することで、宛先を指定せずに本文を打ち終わったら即メールを送信、ということもできる。出荷時状態では本体ショートカットキーにこの機能が割り振られている。「バースデーお知らせ」は、電話帳に登録した友達が誕生日になると待受画面で知らせてくれるというもの。通知からお祝いのメールをすぐ送ることもできる。当然ながら、あらかじめ友人知人の誕生日情報を電話帳に登録しておく必要がある。

photophotophoto 工場出荷状態では、ショートカットキーを押すことで、Eメール本文入力画面になる。通常は入力後に宛先を選ぶことになるが、予め宛先を設定しておくこともできる(写真=左)。ショートカットキーで起動できる機能は17種類の中から選べる(写真=中、右)

 絵文字はauの絵文字とオリジナルのデコレーション絵文字を合わせて4010種類をプリセットしており、au端末としては史上最多となっている。東芝ブランドの端末としては初めてキャラクターとコラボレーションする「豆しば」の絵文字も用意された。

 デコレーション絵文字は、表示に時間がかかることもあるが、Snapdragonとソフトウェアのチューニングによって、サクサク一覧表示することができるのが強みだ。内蔵データフォルダはBREWアプリ専用域とは別に約800Mバイトあり、出荷時状態でも約547Mバイトある。使っているうちにデコレーション絵文字がたくさん増えても保存でき、かつサクサクと表示できる。

photophotophoto 絵文字はau最多の4010種類を収録。たくさんの絵文字も一瞬で表示できる。豆しばのデコレーション絵文字もたくさんある。(写真=左)。BluetoothはA2DP/HFP/DUN/BIP/OPPの各プロファイルに対応(写真=中)。アプリはEZアプリ(J)をにも対応している(写真=右)

 そのほか、Bluetooth機能、GLOBAL PASSPORT CDMA(国際ローミング機能)、BREW版Skype au(別途アプリをダウンロード)などに対応している。カメラには約808万画素のCMOSセンサーを搭載。画素数ではハイスペックモデルに見劣りするが、フォトライトも備えており、“普段使い”には十分なスペックといえるだろう。

photo カメラは約808万画素のCMOSセンサーを採用。フォトライトもしっかり付いている

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