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» 2011年06月17日 21時49分 UPDATE

「Xperia acro」の“ここ”が知りたい:第1回 内蔵アプリやメモリ容量は? 緊急地震速報には対応している?――「Xperia acro SO-02C/IS11S」

ワンセグ、FeliCa、赤外線通信を搭載したことで話題を集めているソニー・エリクソンの「Xperia acro」。ドコモ向けSO-02Cとau向けIS11Sの気になるポイントをまとめてチェックしていく。第1回は外観や内蔵コンテンツに焦点を当てた。

[田中聡,ITmedia]

 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のAndroid搭載モデル「Xperia acro」は、ワンセグ、FeliCa、赤外線通信を搭載した日本オリジナルのXperiaモデル。ドコモからは「Xperia acro SO-02C」、auからは「Xperia acro IS11S」として発売を予定している。これら3機能以外に、発売中の「Xperia arc」(以下、acro)から進化したポイントはあるのか。スマートフォンとしての使いやすさはどうか。数回にわたってみていこう。

photophoto ドコモ向け「Xperia arc SO-01C」(左)とau向け「Xperia acro IS11S」(右)。ボディカラーのWhiteとBlackは共通色で、オリジナルカラーとしてSO-02CにはAqua、IS11SにはRubyを用意した

質問:外観はどんな感じ? arcとの違いは?

 Xperia arc(以下、arc)は側面が弧を描く形状が特徴的だったが、ワンセグチューナーやFeliCaチップを搭載したことで厚さが増したXperia acroの側面はフラットな形状になっている。形状だけ見ると初代Xperiaの「Xperia SO-01B」に近く、XperiaのSensuous BlackとacroのBlackはマットな質感も似ている。arcとのスペックの違いはこちらの写真記事も参照してほしい。

photophoto 左から「Xperia arc SO-01C」のSakura Pink、SO-02CのAqua、IS11SのRuby。こうして並べてみるとカラフルだ
photophotophoto AquaとRubyの裏面にはグラデーションがかけられている

 外観は似ているが、部品の配置はarcとacroで異なっている。裏面のカバーを開けると、SIMカードスロットとmicroSDスロットの場所と、カードの差し込み方向が変わっていることが分かる。acroではバッテリーを外さずにmicroSDが着脱可能になった。また、着信/通知ランプはarcでは右側面にあって気づきにくかったが、acroではディスプレイ右上に移動しているので見やすくなった。本体の厚さが増した分、上端にある電源キーはacroの方が大きく、arcよりも押しやすくなった印象だ。

photophoto 左がarc、右がacro。acroには赤外線ポートやワンセグチューナーが追加されていることもあり、細かいパーツのレイアウトが異なる(写真=左)。acroのmicroSDスロットは左側面にあるが、カードを着脱するにはバッテリーカバーを外す必要がある(写真=右)
photophoto 着信/通知ランプが右上に搭載されたのはarcからの改善点といえる(写真=左)。acro(下)の方がarc(上)よりも電源キーが大きくて押しやすい(写真=右)

質問:バッテリーはarcと使い回せるのか

 arcとacroのバッテリーには同じ「BA750」(3.7V/1500mAh)が採用されているので、2つを使い回すことは可能だ(arcとacroの2台持ち、またはarcからacroに機種変更をする人は少ないだろうが)。ちなみに、arcのSakura PinkとacroのRubyのケースを交換したら面白そう……と思ったが、当然ながら2機種のケースを付け替えることはできなかった。

photophoto arcのカバーをacroに(写真=左)、acroのカバーをarcに付けようとした(写真=右)が、当然ながらフィットしなかった

質問:どんなアプリがプリセットされているのか

 SO-02CとIS11Sは兄弟機ということもあり、共通のアプリが多数プリセットされている。「PlayNow」「Timescape」「ギャラリー」「ニュースと天気」「TrackID」「メディアサーバ」「FMラジオ」などは「Xperia arc SO-01C」でもおなじみだ。

 ただ、キャリア独自のサービスについては、(当たり前だが)各機種にのみアプリやショートカットがプリセットされている。SO-02Cでは「DOCOMO×Evernoteプレミアムキャンペーン」の一環で、Evernoteプレミアム版サービスを1年間無料で利用でき、Evernoteのショートカットが用意されている。「iチャネル」「BeeTV」「メロディコール」「電話帳コピーツール」や、「海外パケ・ホーダイ」の利用をサポートする「ドコモ海外利用」もドコモ限定だ。IS11Sでは「Skype au」と「jibe」が大きな独自アプリといえる。

photophotophotophotophoto SO-02Cのプリセットアプリとショートカット
photophotophoto IS11Sのプリセットアプリとショートカット

質問:ウィジェットは何がある?

 ウィジェットは、SO-02Cがspモードメールウィジェット、IS11Sがjibeウィジェットを用意していることを除けばほぼ共通。Timescape、TrackID、YouTube、アナログ時計、デジタル時計のほか、Wi-FiやGPSなどの設定を変えられる「ステータススイッチ」、3G通信をオン/オフにできる「データ送受信」、写真・動画・音楽を簡単に呼び出せる「メディアショートカット」など、arcでもおなじみのウィジェットがそろう。

 acroならではのウィジェットとして、自分の連絡先送信とデータの受信をワンタッチで行える赤外線通信ウィジェットも用意されている。

photophotophotophoto SO-02Cの内蔵ウィジェット。赤外線通信ウィジェットが追加されている

質問:内蔵メモリ容量はどれくらい?

 acroのROMは1Gバイトだが、プリインストールアプリなどにも割かれているため、アプリ保存用の内部ストレージとして1Gバイトをフルに使えるわけではない。初期状態のSO-02CとIS11Sで内部ストレージの空き容量を調べたところ、SO-02Cが295Mバイト、IS11Sが307Mバイトだった。Android 2.2以降ならアプリをmicroSDに移せるが、移行できないアプリも多いので(容量の大きいアプリに限って移行できなかったりする)、初期状態で1Gバイト程度は欲しいところだ。

質問:緊急地震速報には対応している?

 東日本大震災以降、いっそう注目を集めた携帯電話向けの「緊急地震速報」。スマートフォンでは対応しないモデルが多かったが、Xperia acroはどうか。

 まずSO-02Cについて。ドコモは今夏以降に同社のAndroid端末(発売済みの機種も含む)を緊急地震速報に対応することを表明している。「詳細な時期は未定だが、Android端末は原則として対応する予定」(NTTドコモ)とのことで、SO-02Cもアップデートなどにより利用可能になるとみてよさそうだ。IS11Sについては、9月下旬以降にアップデートで対応する見通し。時期は未確定だが「対応することは確定している」(KDDI)とのこと。

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