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» 2011年06月30日 16時56分 UPDATE

節電状況を見える化――NTTドコモが省エネ支援の試験サービス

NTTドコモが、家庭内の消費電力を“見える化”する省エネ支援サービスを開始。自社開発のエネルギー管理クラウド型システムを利用して、8月から試験サービスを開始する。

[ITmedia]

 NTTドコモが8月1日から、節電状況を可視化することで省エネ生活を支援する「ドコモ省エネ応援サービス」を提供する。1000世帯を対象に10月31日まで試験的に提供するもので、試験結果をふまえて商用化を検討するという。

 家の中にある家電製品が、いつ、どのくらい電力を消費しているかをリアルタイムにグラフ化するサービス。各家電製品の消費電力は、無線接続に対応するスマートタップから中継器とブロードバンドルータを経由してドコモのクラウド型エネルギーマネジメントシステムに送られ、時間別、曜日別などの使用傾向が分かるようグラフ化される。各種のグラフやリポートは、PCや携帯電話、スマートフォンから閲覧可能だ。

 あらかじめ節電の目標値を設定しておけば、それに対する進捗の確認が可能。また、利用状況に合わせた省エネ診断リポートやアドバイスも提供される。

 ドコモでは同サービスの提供に向け、デジオンと共同でエネルギーマネジメント向けのクラウド型システムを開発。今後は広くパートナーを募り、同システムを利用したサービスと接続機器の多様化を目指す。

Photo 試験サービスのシステム構成。スマートタップから中継器までの距離はおおよそ10メートルくらいまでなら電波が届くという。スマートタップは、電力消費が多い家電の接続を想定しているが、タコ足配線でも使えるという
Photo 家電の消費電力データはグラフ化され、いつ、どのくらい、どの家電製品が電力を消費したかを把握できる
sa_doco03.jpgPhoto ワイヤレスジャパンに出展されたスマートタップ(画面=左)と、可視化されたデータのイメージ(画面=右)


 試験サービスは8月1日から10月31日までの3カ月間で、利用料金は1000円。試験サービスへの申し込みは7月1日の9時から電話(0120-096-905)で受け付ける。

 インターネットの常時接続環境があり、PPPoE対応ブロードバンドルータを持っていることが応募条件となり、条件に合った応募者から先着順に1000世帯を選ぶ。

 選ばれた世帯には、コンセントに差し込むことで利用できるスマートタップ4個と中継器一式が貸し出され、試験サービス終了後に機器を返却し、アンケートに答えることで1000円の謝礼を受け取れる。

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