コラム
» 2011年07月28日 21時19分 UPDATE

ふぉーんなハナシ:「SH-13C」にドコモminiUIMカード採用、機種変更は要注意

ドコモ端末のSIMカードにはドコモUIMカード(FOMAカード)が採用されているが、SH-13Cではそれより一回り小さいmicroSIMタイプの「ドコモminiUIMカード」が採用されている。なぜmicroSIMに変更したのか。そして今後の機種もmicroSIM対応となるのだろうか。

[田中聡,ITmedia]

 8月6日に発売を予定しているドコモのスマートフォン「AQUOS PHONE f SH-13C」は、端末を置くだけで充電できるワイヤレス充電が話題を集めているが、もう1つ注目しておきたい点がある。それは、SIMカードに従来のドコモUIMカード(FOMAカード)ではなく、ドコモminiUIMカード(microSIMカード)を採用していることだ。

photophoto 「AQUOS PHONE f SH-13C」(左)と「ドコモminiUIMカード」(右)

 ドコモminiUIMカードといえば、ドコモが2011年4月1日からSIMロックフリーのmicroSIM対応機向けに提供したことが記憶に新しいが、SH-13Cはドコモ端末としては初のmicroSIM対応モデルとなった。注意したいのが、SH-13Cに機種変更した場合、これまで使っていたFOMAカードは使用できなくなること。例えば、iモード端末からスマートフォンに変更した場合でも、これまではFOMAカードをiモード端末に差し替えれば、iモード端末からインターネットにアクセスしたり、(機種によっては)おサイフケータイを利用したりできた。

 しかしSH-13Cに機種変更すると、ドコモUIMカードがドコモminiUIMカードに変更されるため、そのままでは以前のケータイにUIMカードを戻して利用することができない。そのため、これまで使っていたiモード関連のサービスは使えなくなる(microSIMに変換アダプターを用意すれば、対応できるかもしれないが)。白ロムのSH-13Cを入手してFOMAカードを差し替えて使うこともしにくくなる(こちらも、microSIMカッターなどの機器でFOMAカードをカットすれば、使えるかもしれないが)。

 さらに注意したいのが、機種変更前のiモード端末で月額課金の有料サイトに登録している場合。ソフトバンクの場合、ケータイからスマートフォンに機種変更すると、ケータイで登録していた有料コンテンツは自動解約となる。一方ドコモの場合、FOMAカード対応ケータイからドコモminiUIMカード対応のスマートフォンに機種変更しても、iモード契約を解約しない限り、有料コンテンツは同社のシステム上、自動解約とはならない。SH-13Cに機種変更する場合、必ず有料コンテンツは解約するか、iモードを解約するのを忘れないようにしたい。ドコモによると、万が一有料コンテンツを解約し忘れることがないよう、店頭で注意喚起をするよう呼びかけるとのこと。

 ドコモminiUIMカードを採用したのは「端末の小型化を図るため」(ドコモ)。発表済みのモデルも含め、現時点でドコモminiUIMカードに対応している機種はSH-13Cのみ。今後はスマートフォンとフィーチャーフォンを含め、ドコモminiUIMカード対応機種を増やしていく見通しだという。将来的にすべての機種をドコモminiUIMカードに対応させるかは未定。

 端末の小型化に貢献するためとはいえ、FOMAカードを使い回せないことで利便性が下がるユーザーもいるだろう。SH-13Cの購入を予定、検討している人は頭の片隅に入れておきたい。

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