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» 2011年08月11日 11時26分 UPDATE

小さくなっただけじゃありません:写真で解説する「Xperia ray SO-03C」(ソフトウェア編) (1/2)

小型・軽量ボディが注目を集めているソニー・エリクソンの新スマートフォン「Xperia ray SO-03C」だが、ソフトウェアはどうか。arc/acroから進化したポイントはあるのか。UIや主要機能をじっくり見ていこう。

[田中聡,ITmedia]

 NTTドコモから8月27日に発売予定のソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製スマートフォン「Xperia ray SO-03C」は、「Xperia arc SO-01C」とほぼ同等のスペックを有しながら、幅53ミリ、厚さ約100グラムという小型・軽量ボディの実現に成功した。ソフト面でもarc/acroからブラッシュアップが図られているので、主な見どころをチェックした。

photophoto ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のAndroidスマートフォン「Xperia ray SO-03C」。カラーはGold、White、Pinkの3色

便利に使えるウィジェットを追加

 Xperia rayのOSはAndroid 2.3で、arc/acroと同じく最新バージョンの2.3.3が採用されている。ホーム画面の基本的なUI(ユーザーインタフェース)はarc/acroと同じ。最大5ページにアプリやウィジェットを配置でき、4つの固定ショートカットを利用できる。アプリ一覧は横スクロール型で、アルファベット順やインストール順などにアプリを並び替えられる。ホーム画面上でピンチインをすると、設置しているウィジェットが1画面に集合するインタフェースもおなじみだが、Xperia rayでは各ウィジェットがふわふわ画面上で動いて面白い。

 さらに、画面下部(アプリトレイ)の右下のアイコンを押してから、ホーム画面上で任意のアプリをアンインストールできるようになった。

photophoto ホーム画面
photophotophotophotophoto プリインストールされているアプリ
photophotophotophoto アプリを手動または条件別に並び替えられる(写真=左端、左中)。ウィジェットのサムネイル。各ウィジェットがふわふわ動く(写真=右中、右端)

 新しいウィジェットも追加された。Bluetooth、Wi-Fi、機内モードなどの設定パネルをまとめた「ステータススイッチ」ウィジェットはarc/acroでもおなじみだが、Xperia rayではBluetooth、GPS、Wi-Fi、サウンド、バックライト、ローミングの設定ウィジェットが個別に用意され、必要なものだけを設置できる。このほか、アドレス帳の「通話履歴」と「お気に入り」リストを表示するウィジェットも用意し、よく連絡を取る人にホーム画面からワンタッチで発信できる。画面上部をフリックすると現れるステータスバーには、これまでどおり通知が表示されるのみで、Wi-FiやBluetoothなどの設定パネルはない。

photophotophoto 6種類の設定ウィジェットが用意されており、個別に設置できる。アドレス帳の通話履歴とお気に入りのウィェットも追加(写真=左、中)。ステータスバーにはこれまでのXperiaと同じく、設定パネルなどは用意されていない(写真=右)

 新たに用意された「テーマ」から、壁紙と背景色をまとめて設定することも可能になった。arc/acroでは設定画面などの背景色はブルーで統一されていたが、Xperia rayではレッド、ピンク、グリーンなどにも変更できる。といっても背景色が極端に変わるわけではなく、黒ベースのまま、ほんのりピンク色などに変わる。壁紙は、女性を意識したかわいらしい素材が入っている。

photophotophotophoto
photophotophotophoto ホーム画面でMENUキーを押して「テーマ」を選ぶと、背景色も含めたカスタマイズができる
photophotophotophoto プリインストールされている壁紙

 プリインストールアプリは基本的には「Xperia acro SO-02C」と同じだが、緊急地震速報を受信できる「エリアメール」に対応済みで、「エリアメール」アプリから各種設定ができる。arc/acroを含む発売中のAndroid端末については、エリアメールは今夏以降に対応予定だが、詳細な時期は未定。また、Xperia rayはグローバルモデルがベースのため、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信といった日本向けの機能やサービスには対応していない。

photophoto エリアメールも利用できる。SIMカードが挿入されていなかったので、設定の確認はできなかった

より高音質で楽しめるミュージックプレーヤー

 Xperia rayはそのサイズ感からミュージックプレーヤーとしても使えそうだが、その用途も見越してか、音楽関連の機能も充実している。arc/acroと同じくソニー・エリクソン独自のミュージックプレーヤーを採用しており、アーティスト、アルバム、トラック別の表示やプレイリストの作成が可能。再生中にインフィニットボタンを押すと、再生楽曲のYouTube動画に加え、新たにGoogleの歌詞検索、YouTubeのカラオケ動画、Wikipediaのアーティスト検索が可能になり、より幅広い情報を収集できる。楽曲再生できるウィジェットやイコライザ設定、FMラジオ、オンエア中に流れた楽曲情報を検索してくれる「TrackID」も継承している。

photophotophotophoto ソニー・エリクソン独自のミュージックプレーヤーを搭載。プレイリストの作成や、アーティスト/アルバム/トラック別の楽曲表示が可能
photophotophotophoto インフィニットボタンを押すと、Google歌詞/YouTubeカラオケビデオ/YouTubeミュージックビデオ/Wikipediaのアーティスト情報を調べられる
photo 「xLOUD」は設定でオンとオフを変えられる

 さらに、ソニーが開発したオーディオ再生レベル強調技術「xLOUD」モードを採用し、内蔵スピーカーの音割れを軽減しながら、より迫力のある音を再生できる。これはミュージックプレーヤーで再生中の音楽に限らず、スピーカーから出力されるすべての音に効果がある。スピーカーは新規のデバイスを用いている。なお、ヘッドフォンやイヤフォン挿入時はxLOUDの効果はない。イヤフォンジャックはarc/acroは左側面にあったが、Xperia rayでは上端部にあるので使いやすいだろう。

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