KDDIは8月22日、京セラ製のauケータイ「W42K」のバッテリーパック交換の確認対象を変更したことを発表した。
W42Kのバッテリーパック「42KYUAA」の一部は、使用中にバッテリーパック内部がショートすることで発熱、膨張し、発煙や破裂の可能性があるため、KDDIと京セラは2008年3月28日、4月12日、2009年8月10日に、バッテリーパックを交換する必要があることを告知した。2008年11月17日、2009年2月9日、2011年4月21日、6月7日には、Webページなどでも案内した。
これまで、W42Kのバッテリーパック交換の対象となるのは、2008年3月26日時点で稼働していた23万5452台としていた。しかし、2008年3月26日以前にW42Kを解約または機種変更した後に、時計機能などを利用していたユーザーから事故の申告があったため、今後は2008年3月26日以前の解約と機種変更分も含めたW42Kの総出荷台数48万6280台を確認対象とする。2011年8月19日時点で、総出荷台数のうち29万8989台(61.48%)の確認が取れている。
KDDIと京セラは、すでにW42Kを解約または機種変更をしたユーザーを含め、該当ユーザーは速やかにバッテリーパックを交換して、返送するよう呼びかけている。バッテリーパックの返却が確認できない場合は、電話、メール、個別訪問などで、あらためて交換のお願いをする場合があるという。ただし、すでにW42Kを解約または機種変更したユーザーについては、引っ越しなどで現在の情報をKDDIが把握していない場合もあるので、確認の上、KDDIに連絡するよう呼びかけている。
問い合わせ先は以下のとおり。
京セラ「W42K」お客さま窓口
KDDIお客さまセンター
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