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» 2011年08月25日 10時00分 公開

ソフトバンクモバイルがマカフィーを選んだ理由は“使っていることを意識させない”セキュリティ対策 (1/2)

iPhoneだけでなく、Androidスマートフォンも積極的に導入し、ユーザーの多様な要求に応えているソフトバンクモバイル。一方で、ユーザーが安心してスマートフォンを利用できる環境の構築にも余念がない。他社に先駆けてマカフィーのウイルス対策サービスを導入した同社に、マカフィーを選択した理由を聞いた。

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 2010年冬モデルから、スマートフォン向けに安心/安全サービスをパッケージ化した「スマートフォン基本パック」を提供しているソフトバンクモバイル。このスマートフォン基本パックは、個別に申し込むと合計1365円相当になるサービスを、月額498円で提供しているものだ。ウイルスやマルウェアの危険から端末を守る「スマートセキュリティ powered by McAfee」を筆頭に、使いすぎを防止する一定額ストップサービス、カスタマーサポートでおおよその位置を調べてもらえる紛失ケータイ捜索サービス、位置ナビ、留守番電話プラス、割込通話など、スマートフォンを安心して使うためのサポートと、スマートフォンを活用する上で便利な機能とをまとめて提供する。

 このサービスの要とも言えるのが、スマートセキュリティ powered by McAfeeだ。スマートセキュリティ powered by McAfeeは、マカフィーの「McAfee VirusScan Mobile for Android」をベースにしたウイルス対策サービス。単体なら月額315円で利用できるこのサービスは、インストールしたアプリやメールの添付ファイル、microSDメモリーカードなどから進入するウイルスを検出してくれる。

 アプリを1個1個Appleが審査し、公開されるまでにさまざまなチェックを受けるiPhoneのiOSアプリと比べ、Androidアプリは誰でも簡単に開発者登録ができて、すぐにAndroidマーケットを通じてアプリを全世界に配信できる。この自由度の高さは、多くの開発者にとって思い通りのタイミングでアプリの配信ができ、内容の制限を受けることなくサービスを多くのユーザーに届けることが可能という利点があるが、その半面、悪意を持ったユーザーがマルウェアを配信することも容易という側面もある。実際、すでに個人情報を盗むアプリや不審な動きをするアプリなどが配信されていたことが報告されており、表だって大きな被害は報道されていないものの、危険と隣り合わせであることは意識しておく必要がある。

PhotoPhoto ソフトバンクモバイル プロダクト・サービス本部 商品企画統括部 サービス企画部 コアサービス企画課の小山純儀氏(左)と、プロダクト・マーケティング本部 プロダクトサービスマーケティング統括部 サービスマネジメント部 基本サービス企画課の津留真一郎氏(右)

 そんなAndroidスマートフォンを、多くのユーザーに安心して使ってもらえるよう、ソフトバンクモバイルは他社に先駆けていち早くマカフィーのサービスを導入した。おかげでソフトバンクモバイルのユーザーは、購入時に店頭でその危険性を認識することができ、買ったその日からウイルス感染の心配をすることなくAndroidスマートフォンが利用できる。

 ではなぜ、ソフトバンクモバイルはマカフィーのソリューションを選択したのだろうか。その答えを、サービスを企画しているソフトバンクモバイル プロダクト・サービス本部 商品企画統括部 サービス企画部 コアサービス企画課の小山純儀氏と、プロダクト/マーケティング本部 プロダクトサービスマーケティング統括部 サービスマネジメント部 基本サービス企画課の津留真一郎氏に聞いた。

Androidスマートフォンに安心を付加する「スマートフォン基本パック」

――(聞き手:ITmedia) ソフトバンクモバイルは、他社に先駆けていち早くスマートセキュリティ powered by McAfeeのサービスを導入しました。やはりAndroidスマートフォンを提供するに当たって、セキュリティサービスは必要だという判断だったのでしょうか。

Photo ソフトバンクモバイルでは、2010年12月からウイルス対策ソフトとして「スマートセキュリティ powered by McAfee」を導入している。2011年夏に発売したモデル以降はホーム画面にダウンロード用のアイコンが用意されている

津留真一郎氏: Androidスマートフォンを発売するに当たりまず検討したのは、スマートフォンをより楽しく利用していただくためにはどうしたらいいか、どういったサービスや機能が必要か、という点です。その中で、スマートフォンはできることがPCとほぼ同じという観点から、セキュリティ対策ソフトも必須だという考えに至りました。

 Androidが危険、というわけではないのですが、PCと同じようにWebサイトが開けるということは、PCと同じリスクがあるということです。またAndroidマーケットでは誰でもアプリを配信できるため、一部の悪意を持った人がマルウェアを仕込んで配信するという懸念も想定できました。

 “万が一”を常に気にしながらスマートフォンを使うのではよくないと思ったのです。スマートフォンは楽しく便利に使っていただくべきですから、何も気にせず安心してご利用いただくためのセキュリティ対策としてスマートセキュリティの導入を決めました。

―― お客さまから、「なぜこのようなものが必要なのか」といった質問があったりはしましたか?

津留氏 スマートセキュリティの導入当初は、お客さまのセキュリティリスクに対する認知度もあまり高くなかったので、一部の方からなんで必要なの、というご質問をいただいたことはありました。ですがスマートフォンはPCとほぼ同等のインターネット接続ができるということをご説明することで、ご理解いただけました。

 PCでは、だいたい8割から9割の方がセキュリティ対策ソフトをインストールしているという調査データがあります。スマートフォンに関しても、直近の調査では多くの方が“PCと変わらない”という認識を持っていただいており、浸透してきていると見ています。最近はネガティブなご意見はほとんどありません。

―― ソフトバンクモバイルさんは、スマートセキュリティに加えて多くの便利な機能を「スマートフォン基本パック」というセットにして提供されていますね。

津留氏 はい。スマートフォン基本パックは、スマートフォンを便利に使っていただくために必要なものを提供するというコンセプトで、お得なパッケージとして用意しています。毎月ワンコインで利用できるので、多くの方にご利用いただいています。現在およそ過半数の方が契約されています。

「SiteAdvisor」を無償で提供

―― スマートフォン、特にAndroid端末を安心して利用したいと考えるユーザーにとっては、月額498円で一通りの安心が手に入るのは非常に魅力的な話ですが、今後多くのユーザーがスマートフォンを利用するようになると、中には「そんなのいらない」とか「電話だけできればいい」といったことを考える方も出てくるように思います。そうした方への安心・安全のサポートについてはどうお考えですか。

Photo ソフトバンクモバイルでは、フィッシング詐欺サイトなどへのアクセスをブロックする「McAfee SiteAdvisor」の無償提供を予定している

津留氏 セキュリティ対策については、購入時などのお客さまへのご案内などでしっかりやっていくつもりです。購入時に導入しておかないと、万が一のときの保護ができませんから。

 ただお客さまはセキュリティ対策アプリが使いたいのではなく、Androidスマートフォンでもっと便利な生活を送りたいと考えていらっしゃるわけですから、気にせず楽しく使っていただくのが最優先です。ですので、現状を把握いただいて、入っておかないと、と感じていただけるよう、ショップを訪問される機会などに啓蒙できるコンテンツは増やしていきたいですね。

 それから、今後は「アプリは使わない」「電話しかしない」というお客さまにも安心をお届けできるよう、マカフィーさんの「McAfee SiteAdvisor」を無料で提供する予定です。SiteAdvisorは、Webサイトの安全性を判定し、危険なサイトであれば黄色や赤のアイコンで警告します。URL付きのメールやSMSが届いたとき、URLをついクリックしてしまうことがあると思いますが、そうしたときにもSiteAdvisorがあればアクセスする前に警告を表示してくれます。アプリを使わない方でも、フィッシング詐欺サイトなどにアクセスしてしまう可能性はありますから、こちらは無料でまず使っていただくことを考えています。

―― 有料だとどうしてもいらない、という人が出てきますが、無料なら導入のハードルは低いですね。

Photo 「お客さまには脅威のことなど気にせず楽しくAndroidスマートフォンを使っていただきたい」と話す津留氏

津留氏 まずは使っていただくことが大切だと思いますので、無料提供という形にしました。Webサイトのリンクが入ったスパムメールなどはどなたにでも届く可能性がありますし、スマートフォンならWebサイトもPCと同様に閲覧できますから、そこはしっかり安心を担保する必要があります。

―― ソフトバンクモバイルのユーザーはスマートセキュリティに加えてSiteAdvisorも利用できることになるわけですね。ちなみにマカフィーにはもう1つ、データのバックアップと盗難/紛失からの保護を提供するWaveSecureという製品もありますが、こちらも提供される可能性はありますか?

津留氏 現在検討しているところです。トータルでお客さまに安心を提供するという観点から言えば、万が一の対策は必要だと認識しています。ただ、まだ具体的にどうするかは決まっていません。

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提供:マカフィー株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2011年9月7日