写真で解説する「GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D」Xiの実効速度はどれくらい?(1/3 ページ)

» 2011年09月08日 22時51分 公開
[田中聡,ITmedia]

 Samsung電子製の「GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D」は、海外で発売されているAndroidタブレット「GALAXY Tab 10.1」のドコモ向けモデル。最薄部約8.6ミリの薄型ボディに10.1インチの大型ディスプレイを搭載した。重さ約565グラムは、10インチ以上のディスプレイを備えるタブレットとしては軽く、サイズと重さのバランスがうまく取れているといえる。9.7インチのディスプレイを備える「iPad 2」の厚さ/重さは約8.8ミリ/約613グラム(3G+Wi-Fiモデル)で、SC-01Dのほうがやや薄くて軽い。

 OSは、Androidタブレット向けでは最新となる3.2を採用。Android 3.2のメリットは「Android 2.x向けのアプリをインストールした際に、自然なストレッチズームで利用できることが最も大きい」(ドコモ)とのことで、従来のタブレットよりも柔軟にアプリを楽しめそうだ。

photophoto 「GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D」。ボディカラーはPure White1色
photophotophoto 7インチディスプレイを備える「GALAXY Tab SC-01C」と比較(写真=左)。9.7インチディスプレイを備える「iPad 2」と比較(写真=中)。こちらはスマートフォンの「Xperia arc SO-01C」と比較したもの(写真=右)
photo iPad 2と厚さを比較。見た目はほとんど変わらない

 デザインはシンプルにまとめられている。表面には一切の突起物がなく、側面に充電端子、イヤフォンジャック、音量調節キー、電源キー、スピーカーが配置されている。スピーカーは左右両方にあり、ステレオスピーカーとして使える。リアカバーを取り外すことはできず、バッテリーの交換もできないが、7000mAhという大容量のバッテリーを備えた。Micro USB端子はなく、充電をするには専用のケーブルを使う必要がある。HDMI端子もないが、別売の変換アダプターを使うことで、対応テレビなどにSC-01Dの画面を出力できる。

 SIMスロットは「GALAXY Tab SC-01C」と同じく側面にあり、通常のFOMAカード(ドコモUIMカード)が採用されている。外部メモリスロットは備えていないが、別売のSDカードリーダー「SC01」を使ってデータの読み書きができる。初期状態の内蔵ストレージを調べたところ、使用可能なメモリは12.4Gバイトだった。GALAXY Tabではユーザーメモリとシステムメモリに分けられていたが、GALAXY Tab 10.1ではシステムメモリ1つに統合されている。

photophoto 左右に1つずつスピーカーを備えている
photophoto 上端部にSIMスロット、イヤフォンジャック、音量調節キー、電源キーがある
photophoto ディスプレイ下に「Xi」のロゴがある(写真=左)。おなじみの「GALAXY Tab」ロゴ(写真=右)
photophotophoto 有効約220万画素CMOSのインカメラ(写真=左)と有効約320万画素CMOSのアウトカメラ(写真=右)。SIMスロット(写真=右)
photophotophoto 別売で充電用のクレードルも提供される
photophoto OSはAndroid 3.2(写真=左)。12Gバイト以上のストレージを使用できる(写真=右)
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